バイリンガルITエンジニアとして活躍するために必要なこと
バイリンガルITエンジニアとして活躍するために必要なことは何か考えてみました。私も今バイリンガルITエンジニアとしてマレーシアにて勤務をしていますが、まぁ私が活躍できているのかは分かりませんが、こんなことが必要だと思うことをピックアップしてみました。
技術力
一番大切なのはこれです。ITエンジニアなので、技術力は絶対に必要です。つまり専門知識やスキルです。会計士なら会計知識でしょうが、これはITブログなので「技術力」と書かせてもらいました。
以前にもブログで書きましたが、英語が喋れるだけでIT知識のないエンジニアは使いものになりませんので、とても重要なことですね。
コミュニケーション力
ここで「語学力」と書こうか迷いました。でも語学力って、私の感じ方かも知れませんが、スピーキングがうまいとか、リスニングがうまいとか、そういったことにフォーカスされがちだと思うんですよね。ここでは、そういった学校授業的な英語力じゃなくて、英語が下手でも英語で相手と分かり合えるような、そんなコミュニケーションスキルを想定しています。
正直、英語が全然うまくないのに、英語でコミュニケーションをとって業績を上げている人は沢山います。英語を鍛えてきた私としては悔しいですが、コミュニケーション力の高さには尊敬します。
英語がうまく喋れる、聞ける、書けるといった「語学力」は「コミュニケーション力」の底上げにはなりますが、本当に、最終的に必要となってくるのはこのコミュニケーション力でしょう。
マネジメント力
これは強いて言えばこれかなと言った感じで書いてみました。海外に住む人は、当然日本とは違う文化・環境で育ち、異なった価値観を持っています。日本で当たり前のことをしても、彼らにとっては当たり前ではないってことは沢山あります。
そこで、日本で当たり前のことが海外で当たり前じゃなかった不測の事態に対応できるマネジメントの力が必要かなぁと思いました。マネジメント力と格好つけて書いてますが、要は臨機応変に対応できるかどうかですね。
気持ち
いきなり精神論ぽいですが、やっぱりやる気がないとできないですね。母国語の日本語なら一言で伝わるのに、英語だと沢山説明しないといけないとか、正直めんどくさいことが沢山です。沢山説明する理由はこちらの英語力だったり、価値観の違いだったり、色々ありますが、どれも正直ストレスが溜まります。それでも前向きにやってこうという気持ちは大切ですね。
機会、チャンス
最後に書きますが、活躍するための第一歩となるチャンスです。チャンスがあった時にそれを自分のものにできるかどうか。
私の場合は、社内に海外案件がないのにも関わらず興味があると言いふらしてましたし、資格取得を推進する社内で資格を沢山取ってアピールしてました。そしていざ、海外案件が出てきた時に、一番に声がかかり、翌日回答で「行きます!」と言ったらマレーシアに来させてもらえました。
今の会社の中で海外活躍を目指す方は、チャンスが回ってくるようにすること、回ってきた時に自分のものにすることを、どうやったら実現できるか考えてみてください。