インドでのトヨタとスズキのOEM供給でインドの自動車産業はどうなるか
2018/4/18
OEMとは相手先ブランドによる生産のことで、例えばトヨタのカローラをスズキが生産・命名・販売をすることで、これを相互に実施するそうです。
【記事】
トヨタとスズキ、インドで相互に車両OEM供給 来春から
【URL】
https://jp.reuters.com/article/toyota-suzuki-idJPKBN1H515Z
【コメント】
スズキはトヨタに小型車「バレーノ」のガソリン車とマイルドハイブリッド車や、小型多目的スポーツ車(SUV)「ビターラ・ブレッツァ」のディーゼル車も供給するそうです。トヨタはスズキに主力車である「カローラ」のガソリン車とハイブリッド車を供給するようです。
私は勉強不足でOEMというものを知らなかったのですが、海外で似た車が違う車種で売られている一つの理由がこれなのかと思いました。
投資目線で気になったのはインドにおける車の販売台数です。ドイツを抜いて、中国、アメリカ、日本に次ぐ第4位とのこと。人口を考えると3位と2位はあっと言う間かも知れません。インドの自動車会社(があるのか知りませんが)が伸びるのだろうか、と思いましたが、インドではスズキが5割近いシェアを持っているようですね。ここと戦う前提となりそうです。とはいえ、市場が拡大しているのは確実ですから、ある一定の伸びは期待できる気がします。