先物取引とは
2018/4/12 2020/4/17
先物取引とはあらかじめ決められた日にちに決められた価格で商品を売買することを約束する取引と言えます。
例えば、簡単に言うと、今日買った100円のリンゴを来週の月曜日に売ると約束する取引です。来週の月曜に売れる(売らなければならない)リンゴを今日100円で買うのです。
さて、その月曜日がやってきました。リンゴの値段は120円になってました。すると差額の20円が儲けです。仮に80円になってしまっていたら、20円の損失となります。
先物取引では銘柄ごとに取引できる期限(期日)が決まっており、これを限月と呼んでいます。先物取引をする際にはこれを選んで注文します。期限までの間は買ったものを売ったり、あるいはその逆をして差金決済(利益確定・損切り)をすることができます。もし期日まで決済しない場合は、SQと呼ばれる特別清算指数値で自動的に決済されます。
株式などとの違いは、期日があることでしょう。値が上がると思った株を買い、上がったら決済して利益を得るように、先物取引でも同様の投資ができますが、先物取引の場合は期日には必ず決済されます。
メリットがあるとしたら?
ここから考えられるメリットとしては、ぐだぐだ長い間ポジションを持ち続けないということでしょうか。ついつい「まだ上がるかも」と思って長い間株を持ち続けてしまうことを避けたい場合は良いかも知れません。
株と比較してみましたが、先物取引では株はありません。基本的にTOPIXなどの指標となります。
個人的な好み的には
個人的な「好み」でお話すると、FXや株では逆指値を移動させていくトレーリングが可能なので、先物取引は向いてないと思いました。トレーリングっぽいことができたとしても、期日には必ず決済しなければならず、期日後に値が上がっても何もできません。