Cisco ThousandEyesをざっくり説明

Cisco ThousandEyesについてざっくり説明します。
Cisco ThousandEyesとは
直訳すると、Ciscoの1000の目です。千里眼は英語でclairvoyanceと言うので、ThousandEyesを千里眼と訳すのは正しいのか分かりません。そもそも千里眼って1000個って意味じゃない気がしますね。里って距離の単位ですかね。
と、思いっきり脱線してしまいましたが、Cisco ThousandEyesとはクラウドもしくはエンドポイント端末から色々監視するサービスです。
エージェントの種類
いくつかエージェントの種類があります。
- エンドポイントエージェント
- エンタープライズエージェント
- クラウドエージェント
それぞれについて簡単に記載します。なお、具体的にどんなことができるかはCiscoやベンダーのウェブサイトに譲り、ざっくり概要をつかめるような内容を記載していきます。

エンドポイントエージェント
ユーザ端末にインストールするようなエージェントです。ユーザ端末から特定のサービス(ビデオ通話等)へのパフォーマンスを可視化します。
エンタープライズエージェント
簡単に言うとサーバにインストールするためのエージェントです。オンプレサーバからクラウド上のサーバのサービスを利用する時に、そのサービスまでのパフォーマンスを可視化します。
クラウドエージェント
ThousandEyesはSaaSですが、そのクラウド上からのパフォーマンスをチェックします。こちらは社内や特定のユーザしかアクセスできない環境ではなく、インターネット上に公開しているようなサーバに対して行います。
利用のメリット
レガシーなネットワーク監視だと問題となっているポイントの特定が難しかったり、サービスレベルでの監視が難しかったと思いますが、ThousandEyesを導入することで、かなり細かい粒度でパフォーマンスを確認することができます。
特にエンドポイントエージェントについてはかなり有用だと思います。実際に利用しているユーザの実体験を定量的に可視化してくれるというのは、(個人的には)かなり画期的なサービスだと思います。