FortiGateのIPAMとは何か

FortiGateは長く扱ってますが、まだまだ使用したことがない機能が沢山あります。その一つがIPAMです。
IPAMとは何か
IPAMとはIP Address Managementの略です。
利用目的
組織やネットワークの中で使われているIPアドレスを管理するのが目的です。
特にセキュリティの観点では、いつどのタイミングで、どのホストが、どのIPアドレスを持っていて、どんなことをしていたかが大切になります。
DHCPを利用する環境下で、動的なIPアドレス割り当てを行っている場合、同じホストが常に同じIPアドレスを利用するとは限らず、それをいかに管理するかがポイントとなってきます。
IPAMアプライアンス
IPAMとはFortinet特有のサービスではなくInfoblox等様々なベンダーから商品がでており、大抵の場合DHCPとDNSの機能も搭載されています。
余談(安全確保支援士試験対策)
余談ですが、安全確保支援士(旧セキュリティスペシャリスト)の試験では、こういったホストのIPアドレスが変わり得る点を突いた問題が出ることがあります。
ファイアウォールのトラフィックログやセキュリティイベントをみて、例えば192.168.1.1というホストが2022年2月22日に不審な通信をしていると突き止めたとします。
次にすることは、今192.168.1.1と言うIPを使っているホストを調べるのではなく、2022年2月22日当時このIPを使っていたホストを突き止める必要があるため、そのためにDHCPのログを見ます。
DHCPのログにはどのホスト(ホスト名やMACアドレス)にどのIPアドレスを、いつからいつまで払い出したか記録されています。
これらのログを突合してウイルス感染したPCやサーバを特定する、と言ったプロセスを踏む必要があります。
その方面でうまいこと管理してくれますよ、と言うのがこのIPAMという事ですね。