ITインフラエンジニアの面白いこととやりがい

ふと思い立って、記事のネタをAIに聞いてみました。そうするとITインフラエンジニアとして楽しいことや面白いことはあるかと聞かれました。
私なりの答えを書いていこうと思います。
世の中の仕組みが知れる
色々なシステムの構想や構築に携わることで、世の中の仕組みが分かるようになります。仕組みと言うのはもちろんIT目線ですが「あのサービスはこうやってできているのか」と言う事が、「具体的に」わかるようになります。
例えば、私の担当した某お客さんは、某QRコード決済のシステムを店舗向けに導入する事業をしていました。そのお客さんのデータセンタはA県にあって、そのデータセンタにはB県にあるとあるコンビニエンスストアとMPLSで接続されていました。
「だから何?」と思う人はこの面白さに気づけてない人だと思いますが、私にとってはこれが面白い。ここには書けない内容ですが、とある地域で災害が起こった時にとあるサービスが使えなくなったりしました。知っているからこそ、そこの結びつきが理解できて面白いのです。
世の中の仕組みが知れる2
ITのお客さんは全業界です。ITシステムの提案や運用をする中で、そのお客さんがどういった要件を持ってそのITシステムを持っているのか知ることができます。
例えば、日本中の銀行が接続する全銀ネットワークや地銀ネットワークというものがありますが、お客さんが銀行だとこういったネットワークの存在に気付く事ができます。そうすると次はそれが何か調べられるわけです。
地銀ネットワークサービス株式会社のサイトを見てみると、口座振替のペーパレス化や、コンビニ収納サービスに関するサービスを提供している事が分かります。
そこでふと「この前利用したあのサービスは、こういった会社が、こういったシステムやネットワークを使って提供していたんだ」と繋がるわけです。
将来性がある
ITはインフラです。インフラは社会の基盤ですので、常に何か改善すべき課題があります。逆に言うと良くなる未来しか待っていないとも言えます。
個々のITシステムが否定されることはありますが、ITそのものは期待されるのみです。より良い世の中をつくれるのがITだと思いますし、そういったことに思想を巡らせられるのも楽しいポイントです。
技術好奇心が尽きない
身の回りにはIT化されているもの、されていないもの、されているけど微妙なものがあります。
どんな仕組みなのか、どうやったら改善できるのか、考えるネタが無数にあります。
鉄道好きの鉄道会社の人は駅や電車のあるところにいないと話題が生まれないと思いますが、ITはいたるところにあるのでネタがつきません。家の中で家事を自動化できないか考えたり、業務中に案件管理をシステム化できないか考えたり、農業で収穫時期を予測できないか考えたり、世の中のどこに行ってもITと結び付けられる何かがあります。それってすごく楽しくないですか?と言うのが私の言いたいことです。
※鉄道を例にしていますが間違っていたら大変申し訳ございません!