ネットワークスペシャリスト試験に1ヶ月で合格する勉強方法
こんにちは。私は2016年の秋のネットワークスペシャリスト試験に合格しました。勉強時間は1ヶ月です。我ながら良くやったなと思います。ちなみに私はIT企業(?)に就職して2年半くらい、とはいえ、「ネットワーク関連の部署だよ」と言われたのに仕事内容はエクセルやパワーポイントをいじるだけ…なので、もともと知識があったわけではありません。
簡単に言うと、
勉強方法は①参考書を読む、②過去問を解く、③過去問を解く、④過去問を解く…
ですね。くどいくらい書きましたが、過去問を解くのはすごく良い勉強法なのです。人によって勉強ができる環境は違うと思いますが、私はテーブルがある時は午後問題、ない時は午前問題、と言う風にわけて勉強してました。例えば、○月は午前問題、○月は午後問題と言う風に期間で別けてしまうと、満員電車で長文の午後問題の勉強をしようと思っても難しかったりして、時間が非常にもったいないです。ので、私は、
- 通勤時間(30分)
- 午前問題の勉強
- 仕事前(90分)
- カフェで午後問題の勉強
- 休憩時間(30分)
- 休憩室でお弁当なら午後問題
- 外食なら午前問題
- 帰宅時間(30分)
- 午前問題の勉強
- 帰宅前(120-180分)
- カフェで午後問題の勉強
という具合に勉強しました。休日は5時間くらい勉強しました。とはいってもきっちりやったわけではありません。試験の3-4週間前は上記の半分、1-2週間前は上記の90%はやりました。やはり短期で受かるにはいかに注ぐかですね。
次に問題ごとの勉強方法を紹介します。
午前問題Iの勉強方法
私は1年前に応用情報技術者試験を取っていたので免除になりましたが、勉強方法として有効だと思うのは、①参考書を読むことと、②過去問を解くことです。
①参考書を読む際にはなんとなく内容が理解できていればそれなりの点数は取れるはずです。しかし合格点までは難しいでしょう。繰り返して読んで、自分で説明できるくらいの理解度は必要ですし、そうすることで午前IIや午後IとIIで活かせます。
②過去問を解くことはとても有利に働きます。というのも、いくつかの問題が繰り返し使われたりするからです。それに加えて、古い問題から新しい問題にかけて勉強すると出題の傾向が分かってきます。傾向と言われると難しいですがなんとなく「こんな問題が増えてきたな」と感じる物です。
午前問題II
午前問題IIの勉強は午前問題Iとさほど変わらないと思います。でもそれは「午前問題IIで合格点をとる」場合です。のちの午後問題で合格点を狙っていくためには、この午後問題IIで90%くらいの点数を取れるくらいじゃないと、午後問題では歯が立たないでしょう。
午前問題IIの勉強方法は上の午前問題Iの勉強方法と同じです。しかしここで重要なのは出題された問題をより掘り下げて理解するということです。例えば、問題文に少し聞きなれない単語があったら調べてみたり、正解ではない選択肢の単語を調べてみたり、とにかく深く学ぶことが大切です。これがのちに午後問題の際に役立ちます。
午後問題I&II
午後問題の勉強方法です。まず①参考書は調べものをする時だけ、②過去問は出来る限り繰り返して解く、③答え合わせをして何故それが答えなのか理解することが大切です。
私はこのIとIIにはさほど変わりがないと思います。変わるのは難易度だけです。基本的には長文で、ネットワーク構成が出されて、それに基づいて回答していきます。ここで重要なのは慣れです。曖昧に聞こえるかもしれませんが、私は過去4年分を2-3回ずつ解きましたが、徐々にネットワーク構成を見ればどんな問題が出るか分かってくるのです。とにかく回数をこなすことが大事です。
そして大事なのは「なぜその答えが正しいのか」を理解することです。問題文のどこにヒントがあったのか、その問いに答えるためにどんな知識が必要だったか考えるようにしてください。そして、「知らない事」を見付けたら参考書やインターネットで調べてみてください。
最後に
私はネットワークスペシャリスト試験に受かるためにはどれだけ勢いをもって勉強できるかだと思います。長くだらだらと勉強しても始めに勉強した事は忘れてしまいます。1ヶ月で合格するのはかなり大変でしたが、2ヶ月頑張れればこの試験は受かります。
参考
私が使っていた参考書を紹介しておきます。
この参考書は見やすくて分かりやすいので、このシリーズはずっとつかっています。
情報処理教科書 ネットワークスペシャリスト 2017年版 (EXAMPRESS) [ ICTワークショップ ]
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これは過去問題を勉強する際に使いますが解説が分かりやすいので、このシリーズも毎回使っています。
ネットワークスペシャリストパーフェクトラーニング過去問題集(平成28年度) [ エディフィストラーニング株式会社 ]
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