Sonicwallのコンフィグ(expファイル)をWindowsでデコードする方法

先日初めてSonicwallというファイアウォールのコンフィグを確認することになったのですが、EXPファイルという初めてみる拡張子で困りました。少し調べるとLinuxで~のコマンドを実施と言う方法が出てきたのですが、業務環境でLinuxは持っていません。

そこでもう少し調べるとWindowsでEXPファイルをデコードする方法を見つけたので備忘録としてまとめておきます。

手順

以下、手順です。

  1. EXPファイルを適当なフォルダに配置します。
  2. NotepadやNotepad++、VS Code等でファイルを開きます。
  3. 中身の文字列の一番最後に「&&」があるので削除します。
  4. その状態で拡張子を「.xps」に変更して保存します。
  5. コマンドプロンプトを管理者権限で起動します。
  6. コマンドプロンプトで上記のXPSファイルのあるディレクトリに移動します。
  7. 次のコマンドを実行します。

certutil -decode xxx.exp yyy.txt

xxxはEXPファイルの名前、yyyはデコード後のファイルの名前です。

  1. 「decode command completed successfully」と表示されます。
  2. Notepad++やVS CodeでTXTファイルを開きます。ポイントとして、この後の手順で置換を行いますが、その際に正規表現が使える必要があります。
  3. Ctrl + H等を押して置換機能を呼び出します。正規表現は有効化します。
  4. 置換前の文字列に「&」を入力し、置換後の文字列に「\n」(バックスラッシュn)を入力します。バックスラッシュnは改行という意味です。
  5. 最後に全てを置換します。置換後のファイルを任意の場所、名前で保存すれば完成です。
めっさん
  • めっさん
  • 当サイトの管理人。ニューヨークの大学を飛び級で卒業。その後日系企業でグローバル案件に携わる。大小様々な企業を転々としながら、マレーシアやアメリカへの赴任経験を持つ。バイリンガルITエンジニアとしていかに楽に稼ぐか日々考えている。年齢は秘密だけど定年も間近かな。

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