HPEアクセスポイント(Aruba)のEXとは何か

先日HPE(Aruba)のアクセスポイントのモデル選定をしている時に「EX」とモデル名についているものと、ついていないものがあることに気が付きました。

その違いについて備忘録です。

結論から言うと

EXとはHazardous Area(危険区域)に対応しているかどうかです。

Hazardous Areaとは

例としてHPEのAP-560EXのウェブサイトを見てみると以下のように記載があります。

for outdoor hazardous locations like oil fields and rigs, mining facilities, and environments with explosive atmospheres and vapors that need Class 1 Division 2 or ATEX Zone 2 solutions.

油田や採掘現場、採掘聞きや、爆発や水蒸気があるような場所で、Class 1 Division 2やATEX Zone 2が適用されるような場所とあります。

Class 1 Division 2やATEX Zone 2と言うのはそれぞれ危険区域をレベルで分類しているものです。

私はそういった方面の知識があまりなく理解できなかったのですが、詳しく知りたい方は調べてみてください。

EXなしモデルとの差

上記の説明からEXはさぞ悪環境でも耐えられるすごい設計なのではないかと思いますが、環境耐性スペックは変わりません。

環境耐性スペックとは、どのような環境下(温度や湿度)で稼働できるかを示したものです。

これはあくまで推測ですが、アクセスポイントを作っている素材が違って、悪環境下でも容器が解けたり破損しないようになっているのでしょう。

アクセスポイントとして稼働する分には差がないと言うことになります。

めっさん
  • めっさん
  • 当サイトの管理人。ニューヨークの大学を飛び級で卒業。その後日系企業でグローバル案件に携わる。大小様々な企業を転々としながら、マレーシアやアメリカへの赴任経験を持つ。バイリンガルITエンジニアとしていかに楽に稼ぐか日々考えている。年齢は秘密だけど定年も間近かな。

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