業務効率化の難しさと理想の方法

業務効率化の難しさ

日系企業特有かも知れませんが、業務効率化を提案しても費用対効果だの承認だの言われて、効率化するメリットがなくなる程の導入コスト(労力)を使うことがあります。

例え5分短縮できる方法があったとすると、100人いれば500分も短縮できるのに、たかが5分と一蹴されてしまいます。

会社や部署全体でツールが導入されるが…

全社や部署全体に導入が決められたシステムは、例えば人事や総務の業務を少し楽にする一方で営業やエンジニアの負担を増やしたりします。

全体で使用するので、全体的な運用コストが新たにかかりますし、移行に手間がかかりますし、社員によっては使い勝手が良かったシステムが使えなくなってしまいます。

理想の業務効率化

私の個人的な意見ですが、組織を跨ぐやり取りは簡潔にして、個人や小さなチーム単位で効率化できる仕組みがあると良いと思います。

例えば、営業部門からエンジニア部門に依頼する時はこういうテンプレートにする、エンジニア部門から営業部門に見積もりを提出する時はこう言うフォーマットにする、と言ったアウトプットをしっかり定義して、業務効率化は各部門に任せるのです。

これはオブジェクト指向と言いますか、疎結合と言いますか、プログラミングの方法から着想を得てます。各部門をひとつのクラスや関数ととらえて、メインとなるプログラムはなるべくシンプルにして簡素化します。

めっさん
  • めっさん
  • 当サイトの管理人。ニューヨークの大学を飛び級で卒業。その後日系企業でグローバル案件に携わる。大小様々な企業を転々としながら、マレーシアやアメリカへの赴任経験を持つ。バイリンガルITエンジニアとしていかに楽に稼ぐか日々考えている。年齢は秘密だけど定年も間近かな。

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