WTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)とは

アメリカの南部の州(テキサスとニューメキシコ)を中心に産出される原油の総称。どれか1つの油田や原油を示すものではない。
アメリカ国産の原油としてはおよそ6%程度、世界では1-2%ほどで、一見産出比率は小さいが、ガソリンにしやすかったりする。
WTIは先物取引がされている。産出量こそ少ないものの、その取引価格の変動は他の石油価格にも影響を与え、場合によっては巡り巡って世界経済にとても大きな影響を及ぼすこともある。
価格下落の原因となった有名な出来事では、2001年の同時多発テロ、ハリケーンカトリーナによる石油精製への被害などである。価格高騰要因としては、2006年のイランへの制裁とレバノン侵攻など。

めっさん
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  • 当サイトの管理人。ニューヨークの大学を飛び級で卒業。その後日系企業でグローバル案件に携わる。大小様々な企業を転々としながら、マレーシアやアメリカへの赴任経験を持つ。バイリンガルITエンジニアとしていかに楽に稼ぐか日々考えている。年齢は秘密だけど定年も間近かな。

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