トルコショックの簡単なまとめ
2018/8/13
2018年8月13日の日経新聞をざっくりまとめておく。
- トルコショックで日経平均株価が続落して2万2000円を割る
- エルドアン大統領は利上げを否定
- トルコ向け債権が多い欧州の金融機関でリスクオフムード
- ついでに米中の貿易摩擦にも懸念広まる
- 中国の上海綜合指数が反落、中国株バブル崩壊後の安値に近づく
- 香港株式相場も全面安、ハンセン指数は2万8000を割り込み
- 東南アジア各国の株価も下げた
- エルドアン大統領は金融引き締めを嫌い、中銀への圧力
- インフレ率が16%近くに達している
- トルコと米国の対立は引き続き
- エルドアン、国債通貨基金(IMF)へ支援は仰がない方向
- リラ売りに対し円が上昇
- リラが13日早朝に過去最安値を更新、投資家の損切り目立つ
こんな感じでしょうか。トルコ、というよりエルドアンよ、これからのトルコはどうなるのだ。
エルドアンが信じる政策をするのは良いが、それが諸外国にナンセンスだと思われれば、もはやその政策も効果がなくなる。グローバル経済とはそういうものだ。視野の狭い、つまり国内にしか目を向けない政策は効果がない。永世中立国のスイスだって外国の経済の影響を受ける。
個人的にはずいぶん前にトルコリラの取引から撤退していたので、今回はあまり傷がない。考えると恐ろしい。
参考記事:
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34091590T10C18A8MM0000/