小中学生に1人1台のパソコン配布、GIGAスクール構想
私には子供がおらず、子供の教育に関する情報はほとんど知りません。
数年前に「学校でプログラミングを教えるかも?」といった話聞いたくらいで、それ以上はノーマークでした。
文部科学省ではGIGAスクール構想というものがあるらしく、小中学生にパソコンを1人1台配るという話があるらしいです。
それを取り巻くIT業界の動向も気になるので少し調べてみました。
GIGAスクール構想とは
GIGAスクール構想の実現ロードマップにはこうあります。
令和時代のスタンダードとしての学校ICT環境を整備し、全ての子供1人1人に最もふさわしい教育を
文部科学省GIGAスクール構想の実現ロードマップ
現代を生きる子供達にとってパソコンはかつての紙や鉛筆のように切っても切れないものであり、家庭でも、将来仕事をする時も、必ずといって良いほどICTと向き合うことになります。そのために必要な教育を適切に行うことがひとつの目的のようです。
また、文部科学大臣メッセージでは、教職員の働き方改革にも言及しています。
新型コロナウイルスの影響で一斉休校などとなりましたが、このGIGAスクール構想の「1人1台のパソコン」というのも、もう一足早ければうまく活用できたのではないかと思いました。過去をとやかく言っても仕方ないのですが。
配布するパソコンのOSは?
そもそも私がこのGIGAスクール構想に興味を持ったのは日経新聞のとある記事でした。その記事は「学校PC特需、グーグル攻勢 無償OS武器にMS追う」というものです。
2020年4月16日の記事ですが、政府がGIGAスクール構想の1人1台のパソコンの配置を前倒しにする方針を固めたというもので、Googleが無償OSで9割のシェアを誇るマイクロソフトに対抗しようとしているといった内容です。
無償OSならLinux系でも良いのでは?なんて思ったりしましたが、OSに何を求めるかですね。Googleであれば安く済むし、無償OSでありながらある程度のサポートを得られるかも知れません。
ただマイクロソフトが9割のシェアと考える子供たちが将来使うであろうOSはマイクロソフトです。そこをどう考えるかですね。私がマイクロソフトだったら、学校向けには無償でWindowsを配りますね。GIGAスクール構想で子供達に使ってもらえば将来のデファクトスタンダードもほぼ保証されます。
GIGAスクール構想のOSは将来のデファクトスタンダード?
少しだけ前述しましたが、今の子供達が使うOSは将来彼らのスタンダードになります。
10数年後の新入社員に「〇〇さん、Windows使ってるんですか?」なんて言われる日がきてしまうかも知れませんね。
余談ですが…
日本の企業でもMicrosoftやGoogle、Appleのような企業は生まれないのでしょうかね。
私はお金が欲しくて投資等をしていますが、将来本当にお金持ちになったら、そういったベンチャーを支援したいと思ってます。