EBSの特徴やユースケースをまとめる
2021/11/1
AWS認定資格の勉強をしていますが、EBS(Elastic Block Storage)は最重要サービスのひとつだと思います。
そこで、自身の知識向上と試験対策を兼ねて、EBSについてまとめていきたいと思います。
EBSの概要・機能・特徴等
- EC2に接続できるブロックストレージは2種類で、Amazon EBS(Elastic Block Store)とインスタンスストア(インスタンスストレージ)である。この記事では、Amazon EBSについて記載する。
- Amazon EBSは不揮発性であるため、EC2インスタンスを停止してもデータは消えない。
- EC2にはOSがインストールされるルートボリュームによって、EBS-BackedインスタンスとInstance Store-Backedインスタンスがある。これらはAMIから異なるため、どちらのタイプをインストールするかはAMI決定時に要検討である。
- EBSには、General Purpose SSD、Provisioned IOPS SSD、Magneticの3種類がある。
- Provisioned IOPS SSDは高い性能が得られるが、ネットワーク接続型なので、ネットワークがボトルネックとなり、業務の通信と喧嘩してしまう。これを避けるためには、EBS最適化インスタンスというタイプで起動することで、ディスクI/O専用の帯域が確保される。
- ゆえに、Provisioned IOPS SSDを利用する際はEBS最適化インスタンスを利用することが望ましい。
- EBSはAZ内に作成され、同じAZ内のEC2にアタッチできる。
- EBSボリュームはスナップショットを作成することができ、S3に保存される。S3は耐久性が高く、スナップショットは圧縮され、さらに差分のみのデータが保存されていくため、費用を安く済ませられる。
- スナップショットからEBSボリュームを復元する際は、スナップショットを取得したAZと異なるAZやEBSタイプに可能。例えば、元のボリュームサイズよりも大きいサイズを指定して復元することができる。
EBSのユースケース等
ファイルシステムを構築したり、データベースを実行したり、ブロックストレージを使用するその他の方法で使用できる。
あまり難しく考える必要はなく、一般のパソコンでいうところのハードディスクといったものである。AWSでいうところのEC2にとってのEBSとは、パソコンにとってのCドライブと考えれば良さそうです。その根拠というか参考資料ですが、AWSのサイトで「EBSをWindowsで使えるようにする」といった旨の記事をみつけました。手順を見ると、まさにハードディスクをOSに認識させる手順そのものです。
まとめ
EBSは難しく考える必要はなく、PCで言うところのHDDであり、故に、ファイルシステムを作ったり、DB実行のために使ったりできる、です。