Python pipコマンドの使い方
2022/2/20 2022/4/15
Pythonの基礎認定試験のための勉強をしています。今回はpipコマンドについてまとめようと思います。
正直、ただPythonを使ってプログラミングをしようと思うと、pipコマンドに出会うのはパッケージをインストールする最初だけくらいで、全然使い方なんて覚えていません。しかし、試験対策としては必要になってくるようです。
代表的な使用例
まずは代表的な使用例を表にまとめました。
pip listの出力例
とある環境でpip listを実行すると以下のような結果になります。
C:\Users\test>pip list
Package Version
--------------- -------
beautifulsoup4 4.10.0
bs4 0.0.1
cycler 0.11.0
et-xmlfile 1.1.0
fonttools 4.28.5
kiwisolver 1.3.2
matplotlib 3.5.1
numpy 1.22.0
openpyxl 3.0.9
packaging 21.3
pandas 1.3.5
Pillow 9.0.0
pip 21.3.1
pyparsing 3.0.6
python-dateutil 2.8.2
pytz 2021.3
six 1.16.0
soupsieve 2.3.1
pip freezeの出力例
上記の「pip list」と同じ環境で実行すると以下のようになります。
C:\Users\test>pip freeze
beautifulsoup4==4.10.0
bs4==0.0.1
cycler==0.11.0
et-xmlfile==1.1.0
fonttools==4.28.5
kiwisolver==1.3.2
matplotlib==3.5.1
numpy==1.22.0
openpyxl==3.0.9
packaging==21.3
pandas==1.3.5
Pillow==9.0.0
pyparsing==3.0.6
python-dateutil==2.8.2
pytz==2021.3
six==1.16.0
soupsieve==2.3.1
pip listとfreezeの違い
pip freezeはその仮想環境にインストールされたすべてのパッケージを、pip install向けの形式で出力するのが違う点です。この形式は、パッケージをまとめてインストールするためのrequirements.txtという設定ファイルのフォーマットになっています。