アメリカで最安の携帯会社2024
ニューヨークで携帯の契約をしなければいけない時に調べて、実際に契約したキャリアを紹介します。
最安値キャリアはTello
私の調べた限り最安のキャリアはTelloというキャリアです。
後述しますが他キャリアと比べてカスタマイズ性が高く、データ通信を優先するか、通話を優先するか、あるいは両方重視するのか、それぞれ数種類のオプションを組み合わせることで契約内容・金額を決められます。
Telloとは
外国で聞き覚えのないキャリアだと不安に感じるかも知れませんが、どの国に行っても同じです。外国のキャリアなんていちいち覚えてないですから。
私は仕事柄数社は知ってますが、アメリカと言えばAT&T、Verizon、T-Mobile、Sptintしか知りませんでした。昔Virginというキャリアを契約したことありますが。
そのいずれでもないTelloは私も不安だったので調べました。
KeepCallingと言う会社の子会社で19年ほどの通信業界経験があるようです。
安い通信量をコンセプトにデザインされているようですね。
これだけではイマイチ信用できる会社が分かりませんが、少なくとも私は問題なく使えてますし、テクニカルサポートも返答が早く助かりました。
私はオススメします!
プランの選び方
下図はTelloのアプリの画面ですが、データ量と通話時間から組み合わせを選びます。WEBサイトからでも同様の画面で選択できます。
通話とテキスト(SMS)はセットで選ばなければ行けませんが、上記の最安組み合わせではわずか月に6ドルです。
プランと金額の例
以下がオプションの組み合わせと料金の例です。言わずもがなですが、変わる可能性もあるので、必要な方は公式サイトをご確認ください。
例1:データ1GB、通話SMSなし→5ドル
予備機としてデータ通信だけ使うスマホに良いかも知れませんね。運転時のナビ用に1GBだけ契約してる人の話も聞いたことがあります。個人的には1GBで足りるのか疑問ですが。
例2:データなし、通話100分、SMS無制限→5ドル
あまりユースケースが思いつきませんが、オンラインバンキングではSMS認証があったりするので、主要機としての最低プランと言ったとこでしょうか。ただ、オンラインバンキング使うならデータも多少あった方が良い気がします。
例3:データ1GB、通話100分、SMS無制限→6ドル
ミニマムで普通に使う場合の組み合わせかと思います。最低金額の5ドルと1ドルしか変わらないので、個人的にはこれが現実的な最低料金プランだと思ってます。コンビニで水を買っても1.5ドルとかしますからね。安い。
例4:データ無制限、通話SMSなんでも→25ドル
データ無制限にすると、通話SMSがなしでも無制限でも変わらず25ドルのようです。とにかくたくさん使う人には良いですね。ちなみにデータ無制限となると、他の大手キャリアだと70ドルから80ドル、オプションによっては100ドル近くする場合があります。
大手キャリアにメリットはあるのか(値段的に)
大手キャリア、特にVerizonは動画サービス(NetflixやDisney+)のサブスクリプションと抱き合わせで売ってたりします。これらのサブスクリプションを含むプランは100ドル近くしてきますので、Telloで25ドルで契約して、動画サービスは必要なだけ別途契約した方が良い気もします。
私は動画サービスは使わずに値段感も分からないのですが、動画サービスを複数契約するつもりの人は、もしかしたら大手キャリアのこういった抱き合わせプランが良いかもしれません。
データが足りなくなったら
Telloではデータの買い足し(Pay as You Go)も可能です。以下はアプリの画面ですが、このように足りなくなったら追加購入が可能です。
割高ですが困った時に助かりますね。
また、期間の途中でもプランの更新が可能です。つまり、例えばとある組み合わせのプランで契約したものの3月15日で足りなくなってしまったら、プランを再契約することで、3月15日から新たに1か月のプランを始められます。しかも好きな組み合わせのプランで更新可能です。
Pay as You Goも良いですが、場合によってはこの方が安く住む場合もあります。
考えることは少し多いですが、考えさえすれば料金を安くできる点がTelloの真骨頂、最大の魅力と言えると思います。