Sonicwallのコンフィグの見方メモ

Sonicwallの情報はあまり出回っていないようで、確認にかなり苦労したので備忘録として残しておきます。誰かのお役に立ててれば…。

IT業界においてシェアを取るという事は大切ですね。シェアが大きいと(Ciscoみたいに)情報が溢れていて非常に使いやすいです。もしくはシェアがなくても、(シェア獲得のために?)ナレッジをどんどん公開すべきですね。

Ciscoは技術的な文書が充実してますし、Ciscoユーザの発信する情報も山ほどあります。ファイアウォールで有名なFortiGateも技術仕様は公開されており、またCookbookという形でよくある設定例が公開されており、非常に使いやすい印象です。

と、話は逸れましたが、主要と思われるところを記載していきます。

前提

Sonicwallのコンフィグは、「A=B」のような形式になっており、Aの設定はBですと言った形になってます。

インターフェースの設定

インターフェースの設定は「iface_」で始まる行に記載があります。

iface_ifnum_0=0 iface_name_0=X0 iface_type_0=6 iface_phys_type_0=0

どのインターフェースか識別するためには「ifnum_0」の「0」を見ます。

「eth」で始まる行もおそらくEthernetのことでインターフェースの設定に見受けられますね。

スタティックルート

コンフィグの中から特定が難しく(時間切れで)できなかったのですが、インターフェースに紐づけながら設定するようです。

https://www.sonicwall.com/support/knowledge-base/how-to-create-static-route-using-command-line-interface/170503949309757

デフォルトゲートウェイ

こちら裏付け情報が思ったように見つからなかったのですが、実際の環境と照らし合わせた結果、以下の部分がデフォルトゲートウェイの設定のようです。

iface_static_ip_1=192.168.1.1 iface_static_mask_1=255.255.255.0 iface_static_gateway_1=192.168.1.254

192.168.1.1がSonicwallのインターフェースのIPで、.254がデフォルトゲートウェイです。

ポリシー(ACL)の設定

行頭に「policy」がつく行がポリシーに関するコンフィグです。ポリシーを特定するためには、「=」左側の文末の数字で判断します。以下の例では15です。

policyName_15=Default%20Rule policyInstanceId_15=234340611116741 policyLog_15=1

この例では、「Default Rule」という名前のポリシー(識別子は15)の設定内容が確認できます。「%20」というのはスペースという意味です。

正規表現で検索する際は「^policy_」等と検索すると良いです。

DNS

コンフィグの中に以下のような行があるかと思います。

dnsSrvAddr=192.168.1.50 dnsServer2=8.8.8.8 dnsServer3=8.8.8.4

NTP

この辺かと思います。

ntp_useNtp=on ntp_useDst=on ntp_utcLogs=off useInternational=off ntp_updateInterval=60 ntp_onlyUseCustomServer=off

めっさん
  • めっさん
  • 当サイトの管理人。ニューヨークの大学を飛び級で卒業。その後日系企業でグローバル案件に携わる。大小様々な企業を転々としながら、マレーシアやアメリカへの赴任経験を持つ。バイリンガルITエンジニアとしていかに楽に稼ぐか日々考えている。年齢は秘密だけど定年も間近かな。

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