SonicWallのPBRとARSについて
SonicWallのファイアウォールでルーティング設定を確認する必要があったため、メモです。
Policy Based Routing (PBR)
スタティックルートよりも細かい条件でルーティングができる機能です。ポートフォワーディングにも似てます。
SonicOS Enhanced PBR allows for matching based upon source address, source netmask, destination address, destination netmask, service, interface and metric.
送信元IP、宛先IP、サービス、インターフェース、およびメトリックの設定ができます。
コンフィグファイルでは行頭に「pbr」とつく行が複数あるので、そこが怪しいですが正直まだ分かりません。
Advanced Routing Service (ARS)
RIPやOSPFを利用する際に有効化するらしいです。
Advanced Routing Service should only be enabled by those environments requiring support for either or both of these dynamic routing protocols.
コンフィグだとこれが当てはまりそうです。
useAdvancedRouting=off
tsr_ExtraRouting=off
これもルーティングの設定かと思ったのですが違いました。「tsr」とはTechnical Support Reportの略で、その名の通りTechに送付するためのレポートに含まれるかを設定するっぽいです。あくまで「っぽい」です。
URLはこちら
記載内容を引用すると以下とのことですが、どういう内容なのかイマイチ分かりません。今回のスコープ外なので今度調べようと思います。
Extra Routing Info- Shows extra routing information in the report.