SonicWallのPBRとARSについて

SonicWallのファイアウォールでルーティング設定を確認する必要があったため、メモです。

Policy Based Routing (PBR)

スタティックルートよりも細かい条件でルーティングができる機能です。ポートフォワーディングにも似てます。

https://www.sonicwall.com/support/knowledge-base/policy-based-routing-pbr-introduction/170503847637155

SonicOS Enhanced PBR allows for matching based upon source address, source netmask, destination address, destination netmask, service, interface and metric.

送信元IP、宛先IP、サービス、インターフェース、およびメトリックの設定ができます。

コンフィグファイルでは行頭に「pbr」とつく行が複数あるので、そこが怪しいですが正直まだ分かりません。

Advanced Routing Service (ARS)

RIPやOSPFを利用する際に有効化するらしいです。

Advanced Routing Service should only be enabled by those environments requiring support for either or both of these dynamic routing protocols.

https://www.sonicwall.com/support/knowledge-base/advanced-routing-services-ospf-and-rip/170505693483510

コンフィグだとこれが当てはまりそうです。

useAdvancedRouting=off

tsr_ExtraRouting=off

これもルーティングの設定かと思ったのですが違いました。「tsr」とはTechnical Support Reportの略で、その名の通りTechに送付するためのレポートに含まれるかを設定するっぽいです。あくまで「っぽい」です。

URLはこちら

https://www.sonicwall.com/support/knowledge-base/explanation-of-tech-support-report-tsr-options-in-detail/230824231236950

記載内容を引用すると以下とのことですが、どういう内容なのかイマイチ分かりません。今回のスコープ外なので今度調べようと思います。

Extra Routing Info- Shows extra routing information in the report.

めっさん
  • めっさん
  • 当サイトの管理人。ニューヨークの大学を飛び級で卒業。その後日系企業でグローバル案件に携わる。大小様々な企業を転々としながら、マレーシアやアメリカへの赴任経験を持つ。バイリンガルITエンジニアとしていかに楽に稼ぐか日々考えている。年齢は秘密だけど定年も間近かな。

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