PaloAltoライセンスのざっくり解説

これまでは構築エンジニアとして働くことが多く、調達やライセンスの話などはあまりしてきませんでした。他の人がやってくれていたので、私は条件がそろった機器を受け取って設計・設定をするだけ、という感じでした。
が、最近は調達にも携わるようになってきまして、ライセンスの脅威にさらされてます。その脅威のひとつ、Palo Altoのライセンスについてざっくりメモを共有したいと思います。
なぜライセンスが脅威なのか
ライセンス選びって個体です。私だけでしょうか。理由はいくつかあります。
メーカによって違う
当たり前ですけど、全然違うのでメーカごとに調べる必要があります。
更新が必要なものと永続ライセンスがある
とあるライセンスは1年更新で、とあるライセンスは永続ライセンスと言う風に違います。
類似のサービスがあったりする
例えば今回のトピックのPalo Altoでは、URL FilterライセンスとAdvanced URL Filterがあります。後者は前者を含みます。こういうのが色々あるとややこしいです。
幸いPalo Altoの場合、この普通のURL Filterはもうないらしく、URL Filterが必要な場合はAdvanced URL Filterだけとなります。
機器モデルによって要否が違う
Palo AltoのVirtual System(FortiGateで言うVDOM)は機器モデルによって、要否や、そもそもVirtual Systemをサポートしてなかったりします。
バンドルされてたりする
時折、このモデル(ハードウェア)を買うとライセンスがついてきますよ、というものがあります。少し違うかも知れませんが、PA-3200にVirtual Systemのライセンスが必要ですが、PA-5200は標準的にVirtual System利用可能で、そのデフォルトの数より多く使う場合にライセンスの購入が必要です。
Palo Altoのライセンス
公式のサイトを見ればだいたい分かるようになってます。私のメモを公開します。

まとめ
どんな機能が必要で、そのために必要なライセンスは何なのか理解した上で購入する必要がありますね。