光ファイバが使われるシチュエーション

一昔前住宅にも光ファイバが敷設され始めたり、あるいは光ファイバだから回線速度が速いと言ったような謳い文句の宣伝がなされ、IT業界ではない人にもなんとなく認知されていると思います。
私もIT業界初心者の頃は「速い」と言うことしか知りませんでした。もう少し言うと、電気信号ではなく光だから伝達速度が速い、電気信号は0か1の2通りだから(二進数)光でも良いんだ、と言うところまでが限界でした。
そんな光ファイバですが速い以外のユースケースもありますので、それを含めて光ファイバの使われるシチュエーションを見ていこうと思います。
WAN回線
インターネットやMPLSの契約をして、それなりの速度となる場合には光ファイバが使われます。冒頭で例に挙げた住宅向け光ファイバももちろんですし、企業がオフィスや工場に導入したりします。
SAN(Storage Area Network)
サーバとストレージの間には多くのデータのやり取りが生じます。これによってユーザの他の通信が遅くなっても困りますし、LANを全て光ファイバにするのもコストがかかります。ケーブル1本1本はそこまで価格差はありませんがネットワーク機器を全て対応させる必要があるので、かなりの費用増になるでしょう。
そんな時にサーバとストレージの間のネットワークだけ独立させる方法があり、そのネットワークのことをSANと呼んでいます。
このストレージ用のネットワークでは高い帯域が求められるますので、ここで光ファイバを使います。
ビル間の接続
何棟もある工事をイメージしてください。広い土地に何棟か大きな建物があり、契約しているインターネットは1つです。
一般的なLANケーブルに比べて光ファイバはかなり長い距離を伝達することができるので、ビル間接続を光ファイバにすることがあります。
無理やりLANケーブルにすることもできますが、一定距離ごとにリピータ等の機器を設置することになり、機器の調達面からも管理面からもデメリットです。
