プロジェクトスケジュールの短縮技法
2020/5/5
プロジェクトマネジメントにはプロジェクトのスケジュール管理が含まれます。
今回はもしプロジェクトのスケジュールが遅れていたらどう挽回するかというお話です。
主に2つの方法があります。ファストトラッキングとクラッシングです。
ファストトラッキング
現在の工程が終わる前に次の工程にはいります。
実業務では一番多いのではないでしょうか。私も要件定義と詳細設計を並行で進めると言うことをやらされたことがあります。
PM
これ終わってないけど、ちょっと先にあれ始めてくんない?
ただし欠点もあります。ファストトラッキングが成功すれば良いのですが、前工程が終わる前に始めてしまうため、手戻りが発生する可能性があります。
私の詳細設計を進めていたら、要件定義が違うと言われて直したことがあります。本来であれば発生してはいけないことですね。設計時に要件が変わるなんてあってはなりませんね。
クラッシング
コストを追加投入してスケジュールの短縮を試みます。
具体的には要員の追加、ツールの使用、外注などがあります。
PM
金で解決だ!!10人雇え!!
デメリットではありませんが、新たに要員を増やす場合にはその要員への教育なども発生します。ツールの導入に関しても、その使用方法に慣れる時間なども考慮しなければなりません。