コロナ感染者数、アメリカが日本を抜く
アメリカでのコロナ感染者数が日本の約500人という数を上回りました。ニューヨーク州での感染者は100人超え、ニューヨーク市内でも100人を超えてしまう見通しとのことです。参考の日経新聞の記事はこちらです。
インフルエンザとコロナウイルス
アメリカではコロナウイルスの前からインフルエンザが猛威を奮っており、かなりの人数の方がなくなっています。インフルエンザは毎年、気候が暖かくなってくると患者は減りますが、ニューヨークは地域やその年の気候によっては4月でも雪が降ります。そう考えるとインフルエンザとも、あと数ヶ月戦う必要があります。
そんな中でのコロナウイルスの感染拡大が始まっています。
経済に非常に大きなダメージを与えるでしょう。
米ドルの売りが続く
先日米FRBが緊急値下げをしました。その時の記事はこちらです。
3月9日週明けの米ドルを見てみると、一度103円台をつけたのが分かります。
市場ではFRBの緊急利下げが不発に終わったとの声もあるようです。
2月20日頃の約112円から比べると8円も円高に向かったことになります。
日本企業へのダメージ
日本は昔から輸出大国です。3月は決算期と言うこともあり、海外で得た利益を日本へ送金する動きが出てきます。
多くの輸出企業は為替リスクを考慮して経営しているものですが、さすがにこのような短期の円高振れに対応できるのでしょうか。
ヘッジをかけていたとしても、混乱は免れないでしょう。
コロナウイルスの感染拡大の影響で日本へのインバウンド事業は大きな影響を受け、輸出企業は為替の影響を受け、日本経済にとって非常に痛手です。
影響を受けない企業はあるのか
コロナウイルスによる影響、コロナショックとでも呼びますか、これに影響を受けない企業はあるのでしょうか。
インバウンド事業に打撃があることは周知の事実です。最初に思いついたのは鉄道各社です。
しかし国内でも外出、外食、イベント等々が自粛モードとなり、鉄道利用者は激減しています。
次に思いついたのはやはり社会インフラ系の企業です。電気や水道、ガス、不動産などは短期的には影響が少ないのではないかと思ってます。
あくまで個人的な見解ですが。