WBS (Work Breakdown Structure)の重要性
2020/8/20
最近お仕事でWBSを作成することが多くなりました。そして、作成を依頼することも多くなりました、
今回はWBSの重要性について私の主観でお話しようと思います。
WBSとは
Work Breakdown Structureの略です。ワークをブレークダウンします。つまり、プロジェクト等のやるべきこと、タスクなどを細分化して体系化します。
例えば私は親子丼が好きなのですが、親子丼を作る工程をブレークダウンすると以下のようになります。
- ご飯を炊く
- 具材を切る
- 卵を割る
などです。さらに具材を切るというのも以下のようにブレークダウンできます。
- 玉ねぎを切る
- 鶏肉を切る
- 三つ葉を切る
などです。このように細分化していきます。
WBSは役割分担をしやすくする
WBS作成の1つのメリットは役割分担を容易にします。
先ほどの例ですと、「みんなで親子丼を作ろう」と言って取りかかっても、誰が何をして良いか分からず効率が悪いです。また、本当の業務となると、気が付いたらみんなで鶏肉の準備をしてました…なんてことも発生します。
そこでWBSを作成することで、ご飯を炊く係、具材を切る係、という風に事前に役割分担ができるようになります。
WBSは将来のタスクを見通す
もう1つのメリットは将来のタスクを見通すことができます。
一般的に日が近いタスクほど詳細に細分化できますが、遠いタスクは細分化できません。
ただし、細分化しにくいタスクでも、可能な限り実施しておくことで、将来的にどんなタスクが来るのか念頭に置きながら進めることができます。