AWS認定SAA試験対策いろいろ(データベース)
2021/10/11
以前取得したAWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイトの有効期限が切れそうで、再認定のための勉強をはじめました。
試験でポイントになりそうなことを、どんどん列挙してこうと思います。都度更新していきます。
では、早速書いていきます。
データベース
- RDS(Amazon Relational Database Service)はマネージド型のリレーショナルデータベースサービスであり、利用者はインスタンスタイプ(スペック)とOracleやMySQLといったデータベースエンジンを選ぶだけで起動できる。
- マネージドサービスとは、OSやミドルウェア等をインストールすることなく、多くの管理作業をAWSに任せてしまうサービス。
- AWSのマネージド型のデータベースは4種類ある。
- RDSで選択可能なデータベースエンジンは6種類ある。(もしかしたら情報が古いかも)
- RDSはAZサービスであるため、EC2と同様にVPCのサブネット内に起動し、セキュリティグループとサブネットのルーティングルール(プライベートサブネット内配置)でアクセスを制限する。
マルチAZ配置
- RDSの特徴としてマルチAZ配置がある。これは、DBのマスターとスレーブを別々のAZに配置することで可溶性を高める。
- スレーブのデータをマスターの最新情報に合わせるには、同期物理レプリケーション(MariaDB、MySQL、PostgreSQL、Oracle)もしくは同期論理レプリケーションという仕組みを使う。
- データの読み書きはマスターのみ可能で、スレーブは完全なスタンバイ状態となる。そのため、DBの読み取り性能を上げたい場合はデータベースキャッシュサービスであるElastiCacheを配置する。
- 上記RDSにおいて、マスターに障害が発生した場合は、自動的にスレーブに切り替わる。その際に、CNAMEを自動的に引き継ぐため、DBと接続していたアプリケーションの側はDBとの再接続を行うだけで良い。
- AuroraのマルチAZ配置は方法が異なる。
- AuroraのマルチAZ配置では、他RDSのようなマスター・スレーブ構成はとらず、3つのAZにまたがるクラスターボリュームが作成され、各AZにデータがコピーされる。あるAZに読み書き可能なインスタンスが作成され、他のAZにはリードレプリカが作成される。プライマリのインスタンスとは独立したキャッシュを使用しているため、障害が発生しても瞬時に復旧されるように設計されている。
自動バックアップ機能
- RDSの標準機能として自動バックアップ機能がある。
- 原則1日1回自動的にデータがバックアップされ、保持期間(保管世代)はデフォルトで7日間、任意で0日から35日の間で指定ができる。
- 自動バックアップの他に、トランザクションログも取得されており、設定している保存期間の特定時点のデータを持つRDSを復元することができる。
- なお、トランザクションログは5分に1回永続ボリュームに書き込まれるため、復元できる最新の時刻は復元作業時点から5分以内の任意の時刻となる。
自動パッチ適用機能
- 有効化しておけば、予め指定したメンテナンスウィンドウの間に実行される。
- パッチ適用時には数分のダウンタイムが生じることがあるが、先にスタンバイにパッチが適用され、ファイルオーバーした後に、元マスタにパッチが適用されるため、多少影響は減らせる。
ストレージ
- EBSと同様に、General Purpose SSD、Provisioned IOPS SSD、Magneticがある。
疑問点等
- データベースエンジンの種類の比較をしたい。AWSに限った話ではないが、MySQLやOracleと言ったデータベースエンジンが何種類かあるが、何がどう違うのか知りたい。