ボリンジャーバンド逆張りEA(ID:YK557)無料EA配布

今回はボリンジャーバンドを使って逆張りを行うEAの配布を行います。

概要

ボリンジャーバンドは順張りでも逆張りでも使用されるインディケータですが、当EAでは逆張りで行います。一般的に取引が活発となる東京、ロンドン、ニューヨークの時間帯はトレンド発生の可能性が高いため、ボリンジャーバンドで言うところのバンドウォークが発生しやすくなりますが、そういった時間帯は逆張りには向きません。

そのため、当EAではこの活発な時間と米国経済指標発表等の時間を避けて逆張りのエントリーをします。時間の制御は世界標準時(GMT)をベースにしており、ブローカーのサーバ時間に関わらず意図した挙動をするよう開発しています。

パラメータは後述しますが、ボリンジャーバンドの計算期間及び標準偏差は任意設定可能としており、また、オプションとして日ベースの単純移動平均およびRSIもエントリー条件として指定できるよう考慮しております。

エントリー時は指値と逆指値を同時に入れることにより手仕舞いする仕組みとなっています。

想定する時間足は5分足です。

パラメータ

以下に任意設定可能なパラメータを記載します。

gMagicLong/gMagicShort

それぞれロング/ショートポジションのマジックナンバーです。ロングとショートの両方で取引する場合は異なるマジックナンバーとしてください。

gLots

新規注文時のロット数

gSlip

新規注文時に許容するスリッページ。

gEnableLongTrade/gEnableShortTrade

それぞれロングもしくはショートの取引を許可するかを設定します。安全装置を兼ねてます。許可する方をTrueに設定します。

gUseMM/gBaseMoneyForMM

複利設定です。gUseMMをTrueにすることで、gBaseMoneyForMMを基準に、現在の証拠金から取引ロット数を計算します。gUseMMがTrueの場合、上述のgLotsの値は無視されます。

ロット数の計算は、現在の証拠金からgBaseMoneyForMMを割って、MT4の最小ロット数0.01を掛けたものとなっています。つまり、0.01ロット=1,000通貨とすると、証拠金gBaseMoneyForMM円あたり1,000通貨の注文を出すロジックです。

例えば、証拠金が100,000円、gBaseMoneyForMMが10,000円だとすると、10,000円あたり1,000通貨の注文なので、0.01 x 10で0.1ロットの注文となります。

gTP_Pips/gSL_Pips

それぞれ注文時の指値(Take Profit)と逆指値(Stop Loss)の設定です。

gBolingerBandPeriod/gBolingerBandDev

それぞれ新規注文の基準とするボリンジャーバンドの計算期間と標準偏差です。

gUseRSI/gUseMA

それぞれ新規注文の際の条件としてRSIもしくは移動平均、またはその両方を使うかどうかの指定をします。Trueにすると利用します。

gSMAPeriod_Daily

移動平均の計算期間を指定します。当EAは5分足を利用する想定としておりますが、ここでは日足の場合の数値を入力します。例えば、5と指定することで5日分のローソクから移動平均を算出します。

5分足ではなく15分足に適用する場合は、計算したい日数を3分の1にする必要があります。

gUseMAがFalseの場合無視されます。

gRSIPeriod

RSIの計算期間です。gUseRSIがFalseの場合無視されます。

ダウンロードリンク

以下からダウンロードしてください。

バックテスト結果

EURUSDのショートにおいてそこそこの成績が出てました。ロングおよびショートと両方指定すると若干成績がブレます。

その他

コメントはコメント欄にお願いします。真摯に受け止め、参考にするかどうか検討します。

めっさん
  • めっさん
  • 当サイトの管理人。ニューヨークの大学を飛び級で卒業。その後日系企業でグローバル案件に携わる。大小様々な企業を転々としながら、マレーシアやアメリカへの赴任経験を持つ。バイリンガルITエンジニアとしていかに楽に稼ぐか日々考えている。年齢は秘密だけど定年も間近かな。

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