社内預金という制度が広まってほしい
2018/4/27
社内預金とは、社員が自社にお金を預け入れたり、企業が自社員に融資などを行うこと。厳密にいうと「社内預金」と「融資」は違うのだろう、きっと。預金と融資は同じではない。
【コメント】
個人的にはとても良い制度だと思うし、それを支援できる会社がいるのはとても素晴らしい。
まず制度についてだが、この記事にあるように、役職や業務成績によって預金金利に上乗せるというのはとても良いアイデアである。頑張る社員が恵まれ、企業にとっても一律ベースアップのような対応を(比較的)しなくても良くなる。さらに企業が負担した金利は損金として処理ができるため税負担も軽減できる。
これまで社内預金制度を導入している企業は存在したが、制度はあくまでも制度、使用するために手続きが面倒臭く利用者が増えなかったとのこと。例えばお金をおろすために紙の書類を提出するなど不便だったそうだ。
そして技術面である。世の中のサービスを見れば、企業と銀行が連携して個人がお金を引き出すような仕組みは難しくないのが想像できる。FinTechとあってセキュリティ面はハードルが高いかも知れないが、テクノロジー的には難しくない。
企業だって社内預金を社内のタンスにしまうわけがなく、どうせ銀行などに預け入れて保管するのだから、その銀行と連携できれば良いのではないかと思う。
それをなんとかしてくれたのがebsというシステム開発会社ということなのだろうか。
私の会社でも社内預金制度を実施してほしい。
【記事】
優秀な社員の金利は高めに、社内預金の利便性を上げるFinTechサービス
【URL】
http://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00001/00319/