Facebookが集める個人データ
Facebookがマーケティングのために集めるデータの種類は多くの人の想像を超える内容だろう。
【コメント】
FacebookのようなSNSが、個人データを集め、個人の嗜好をプロファイリングして、特定の広告を見せるなどと言ったことが行われていることは、皆容易に想像できることだと思う。
しかし、多くの人が「Facebook上で登録した情報、操作した内容が収集されている」と思いがちだと思う。それは違う。
下記紹介記事にもあるが、例えばFacebookのいいねボタンが設置された外部のサイトへのアクセス情報や、Facebookを介していないECサイトの購入情報、さらに実店舗での商品の購入履歴などが収集されている。
実店舗での商品購入は「どうやって?」や「できるわけない」と感じる人がいるかも知れないが、方法はどうあれ、収集しようとしているのは確かだろう。
記事中にも記載があるが、Tポイントへの登録内容がFacebookに送信されているという指摘もある。
知らない間に自身の個人情報がA社からB社へ、B社からC社へ流れる時代、私達個人の情報リテラシーを高めることも大いに必要だと思う。
私個人的な対応だが、私はWeb上の広告には一切興味を示さないようにしている。そこまでする必要はないのであろうが、結局最終的に買う買わないを決めるのは個人だからだ。欲しいなら買えばいい、不要なら買わなければ良い。広告に流される方が問題なのではないかとも思う。広告のターゲティングの問題についてはその考えだ。
しかし、念の為に言っておくが、プライバシーに関わる個人情報は別だ。住所や性別、生年月日など、これらを不正に取得したり流出させるのは問題だ。この点は守られるべき聖域である。
繰り返しになるが、広告分野では「そういうもんなんだ」と消費者が理解し、冷静に判断し、買う買わないを判断する姿勢が必要だ。
【記事】
意外な情報も含まれる、フェイスブックが広告に使う個人データ
【URL】
http://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00001/00530/?P=1