北朝鮮が「良い国」になりはじめてる?

北朝鮮は今後どのような道を歩くのでしょうか。
【記事】
コラム:北朝鮮の金正恩氏、「変心」は本物の可能性
【URL】
https://jp.reuters.com/article/column-kim-idJPKBN1H50NE
【コメント】
投資ブログという観点から書くと、北朝鮮という国は、私個人的には、さほど影響力のある国とは思っていないが、長期的にこの国がどのような方向に進むかは非常に重要であると考えています。
これまでのように好き勝手して、経済はさほど発展できず、さらに他国より制裁まで加えられる。こんな状況が延々と続くとすれば気にするほどでもないと思います。
しかし現在の北朝鮮の状況を考えると、それは難しいでしょう。記事中にもありますが、情報をコントロールするのももはや難しく、独裁でありながら発展している中国や、民主主義のもと発展した日本や(一応の)韓国などの情報は、国民にとっての不満となるでしょう。
そのことから、北朝鮮の短中期的な末路は①国民の不満爆発(革命)、②暴走して他国と戦争、③方向転換して民主主義化(相対的に)の3つだと考えられます。
①については、今まで力づくで抑え込んできたわけですが、このような運動が可能になったというだけでも金体制はかなり弱くなったと言える気がします。民主主義国家が加勢する可能性もあるのでしょうか。革命が成功すれば③になりそうですね。
②で考えられる敵国は日本や米国でしょうか。単独では勝ち目がないでしょうが、先進国を巻き込んで戦争が始まること自体、かなり経済に影響があると思います。勝ち負け関係なく相場は荒れるのではないでしょうか。中国が北朝鮮に加勢したら経済はもちろんですが、いわゆる世界平和の観点からもかなり危険ですね。身の危険を感じます。
③は、まさに記事の中でも少し示唆している路線変更です。こうなれば北朝鮮の経済は上向きですが、その他先進国の経済にはさほど影響がないように思います。韓国は恩恵があるかも知れませんが、あまり大きくない変化だと思います。ここでまた、中国がどう出るかは重要ですね。北朝鮮と中国の関係はなんとも言えない部分が多くあります。

めっさん
  • めっさん
  • 当サイトの管理人。ニューヨークの大学を飛び級で卒業。その後日系企業でグローバル案件に携わる。大小様々な企業を転々としながら、マレーシアやアメリカへの赴任経験を持つ。バイリンガルITエンジニアとしていかに楽に稼ぐか日々考えている。年齢は秘密だけど定年も間近かな。

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