緊急事態宣言とビッグデータ

以前、人々の持つスマートフォンから位置情報を取得、蓄積、統計化して、タクシーの乗客需要を予測するプログラムがテレビで紹介されており、非常に興味を持ちました。

2020年4月7日、新型コロナウイルスによる影響から日本政府は緊急事態宣言を出しました。

緊急事態宣言により街の人の出入りは大幅に減る「はず」なのですが、政府はしっかり調査しています。

内閣官房の特設ページ

新型コロナウイルスに対する内閣官房の特設サイトがあります。

そして下記の通り、日々の人の量を計測しています。

モバイルビッグデータの活用

先ほどの特設サイトの「詳細データはこちら」をクリックすると、リアルタイムの情報ではありませんが、PDF形式のレポートがみられます。

右上に記載があるのですが、モバイルビッグデータを使用した統計とのことです。

これは前述したタクシーの需要予測と同じ仕組みを使っているのではないかと思いました。

レポートを見ると多少ですが人の数は減っているようです。4月9日に東京都としての自粛要請対象の業種が発表され、4月10日以降はもっと人が減るのではないでしょうか。引き続き見ていきたいと思います。

転んでもタダで起きない

新型コロナウイルスの影響は世界中に影を落としています。法律や制度、人権、医療、物流、様々な分野で様々な課題が突きつけられています。

とても辛いですが、今回紹介したようなビッグデータの活用や、法律や制度の見直しなど、将来に良い経験として残せていけると良いと思います。

課題があるということは改善ができるということです。

よっさん
  • よっさん
  • 当サイトの管理人。ニューヨークの大学を飛び級で卒業。その後某日系IT企業でグローバル案件に携わる。マレーシアに1.5年赴任した経験を持つ。バイリンガルITエンジニアとしていかに楽に稼ぐか日々考えている。

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