COVID-19とDXとMONEY

新型コロナウイルスは世の中の会社を奮いにかけました。このような困難が立ちはだかった時に、生きていける企業と、潰れていく企業です。

もちろん業界により影響の大小はありますが、どの業界においても、ダメージを食い止めている会社があります。その共通点のひとつがDX、つまりデジタルトランスフォーメーションです。

デジタルトランスフォーメーションとは

デジタルではないものをデジタルに置き換えることです。

わかりやすい例で言うと、例えば旅行に行く代わりにVRで旅行経験をすることでしょうか。

これまで旅行とは実際に生身で行って楽しむのが普通でした。それがVRを使うことで、100%ではないにしろ、ある程度旅行に置き換わっているのです。

デジタルトランスフォーメーションの成功例

デジタルトランスフォーメーションの成功例として良く挙げられるのはZOZOTOWNでしょうか。それまでアパレル系のオンラインストアはなかなかうまくいきませんでした。

洋服も人々のサイズも千差万別ですから、試着をしてから買う人が大多数です。そんなお客さんにとって、オンラインで試着をせずに服を買うのはいわばギャンブルだったのです。

それを様々な工夫(ここでは割愛します)をすることで、アパレルショップに行くという行為、行って服を選ぶという行為、そして気に入って購入するという行為、これらをデジタルに置き換えたといえます。

もちろん100%置き換えることは不可能だと思いますが、かなり大きな部分の置き換えに成功したのではないでしょうか。

新型コロナウイルス渦での例

少し前にファッションブランド世界最大手のInditexのブランドであるZARAの店舗を大幅に閉店するとして話題になりました。

新型コロナウイルスの影響ではなく、もともと予定していたとのことですが、大量閉店の理由はデジタルへのトランスフォーメーションです。

新型コロナウイルスよりも前からZARAでは、オンラインによるサービスに力を入れて、それなりに成功を収めてきました。

新型コロナウイルスの影響がある中でも、この経営方針を曲げずに、デジタルトランスフォーメーションを進めるのですから、新型コロナウイルスに打ち勝つ経営戦略の1つはデジタルトランスフォーメーションなのでしょう。

今回は割愛しますが似たような戦略を掲げる企業は他にもあります。

めっさん
  • めっさん
  • 当サイトの管理人。ニューヨークの大学を飛び級で卒業。その後日系企業でグローバル案件に携わる。大小様々な企業を転々としながら、マレーシアやアメリカへの赴任経験を持つ。バイリンガルITエンジニアとしていかに楽に稼ぐか日々考えている。年齢は秘密だけど定年も間近かな。

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