QRコード決済の強み
新型コロナウイルスの影響もあるのか、QRコード決済が最近さらに普及してきたように思います。
スマートフォンで手軽に決済できたり、非接触で衛生的だったりと、色々なメリットがありますが、先日読んだ日経新聞の記事でひとつ新たなメリットに気が付きました。
クレジットカードの通信回線
クレジットカード決済では、店舗側がクレジットカード決済のためにシステムに常に繋がっている必要があります。
私はマレーシアにいた時に何度かクレジットカードの機械が壊れてて使えないと言われたことがありますが、ほとんどがネットワークトラブルです。
これまでは店舗でネットワークトラブルがあると、クレジットカードが使えなくなるため、現金のみの支払いとなってしまいます。
私もそうですが、普段は現金は3,000円くらいしか持ち歩いていないので、そうなると払えないこともしばしばあります。店舗としては、買ってもらえるはずだったお客さんに買ってもらえないどころか、「あの店はカードが使えない」などと言った負の印象も与えかねず、とてもクリティカルな問題です。
QRコード決済の通信回線
一方でQRコード決済の場合は、お客さんの通信回線を使うこととなります。店舗の細いネットワーク回線よりも、お客さんのスマートフォンのキャリアネットワークの方が耐障害性に優れていることが多いでしょう。
また、ネットワークの調子が悪くても、それは店舗でなくそのお客さんの責任です。よっぽど電波の入りにくい店舗でない限り、お客さんにネットワークの調子が悪くても文句を言われることはないでしょう。
まとめ
簡単にまとめると、通信回線という観点から、クレジットカード決済よりもQRコード決済の方が、店舗側にとっては優れているということです。
余談ですがPayPayのような、店舗側がQRコードを印刷しておくだけという低コストな導入も可能です。
今後のQRコード決済の進化に期待したいと思います。