業務効率化や労働のAI置き換えで笑える人
2020/6/26
世の中ではAIやRPAといった、業務の効率化や自動化に関する話題をよく耳にするようになりました。
たしかに企業としては業務効率化によりコスト削減ができたり、増えたリソースをもっと生産的な方法で使うことができます。
ただ、労働する側の人間にとっては、そういった効率化や自動化について笑えない、むしろ恐怖に思っている人もいるのは確かです。
笑えない人
笑えない人にも2パターンあると思います。まずは、本当に簡単に置き換わる仕事をしている人です。誰も否定する気はありませんが、いわゆる単純労働という類の仕事のみを行なっている人はたしかに置き換えられる可能性は高いです。
もう一つは、効率化や自動化に悲観的で、自分の仕事を盗られると思っているような類です。単純作業ではないものの、なんとなく不安で、自分の仕事の数割は置き換えられてしまうと不安がっているのです。
笑える人
これも2パターンでしょうか。1つ目は簡単です。経営者です。企業がうまくいけば経営者もうまくいきます。
もう一つのパターンは効率化や自動化を積極的に行う人達です。AIやRPAは彼らにとって追い風で、効率化や自動化がされればもっと違う仕事ができると思えるような類でしょう。
要は使うか使われるか
簡単に言うとAIやRPAといったツールを使う立場にいるか、AIやRPAに使われる立場にいるかです。
立場と言っても業務内容とは限らず、気持ちの上でも言えることです。使ってやろうと思っている人は笑える側の人です。
RPAの導入に関わると、少なからずそういった側面が見えてきます。