新型コロナウイルスとベーシックインカム
2020/7/16
新型コロナウイルスによって経済的なダメージを受けた人に対して定額給付金が配られました。1人10万円です。金額の大小について賛否両論が聞かれますが、助かった人も多かったのではないでしょうか。
最近は1人10万円を12ヶ月間支給するといった提言をする人もいます。12ヶ月間とはいえ、それなりの期間にわたって定額給付をするのはベーシックインカムに似ていると思いました。
ベーシックインカムとは何か
諸説ありますし、人によって程度は変わるので一例を簡単に説明しますと、全国民に対して毎月現金を支給する政策です。
働いていても働いていなくても定額でいくらかもらえるというものです。
ベーシックインカムのメリット
メリットと呼べるものはいくつかありますが、働き方がかなり柔軟になるという点は、人によっては良いでしょう。例えば、毎日8時間働いて20万円もらっていたのを、ベーシックインカムの10万円があるので毎日4時間だけ働いてトータルで20万円をもらうというのもできそうです。
他にも職業によっては創造性が上がると言われています。生活への不安が和らぐことでストレスが軽減し、それまでと違ったアイデアが浮かんでくるといった具合です。
まぁ生活にこれだけの変化が起これば自然と価値観も変わって、今までとは違うアイデアが出るのは当然とも思えますが。
ベーシックインカムのデメリット
個人的にはデメリットはあまり感じませんが、難易度はかなり高いことは容易に想像できます。
まずもって莫大な予算が必要です。
企業で働く人の給料が下がるという話もありますが、ベーシックインカムでその分もらえていれば良いと個人的には思います。
また社会福祉が低くなるという懸念もあります。