弱肉強食。テレワークの広まりで喰われる社員
新型コロナウイルスの影響で各社にテレワークが広まっています。私も4月からテレワーク中心の生活となっていますが、テレワークをしていると色々と見えてきます。
私は7人ほどのメンバーを抱えて業務をしていますが、こういう人は評価できないなと思うことが多々あります。
その中にはこれまで通り出社していれば問題ないのに、テレワークという状況になったから評価できなくなったという人もいます。
何をやっているのか分からない
テレワークならではの特徴です。テレワークでは、意識的に会話をしない限り相手が何をやっているのか分かりません。極端なことを言うと、仕事をしているのか遊んでいるのかすら分かりません。
そこは信用問題なのかも知れませんが、仕事をしているつもりでも全く見当違いのことをしている可能性もあります。テレワークではそれに気付くのが難しいです。
仕事のアウトプットが見えない
業務の内容にもよりますが、その業務の結果が見えにくいのがテレワークです。例えば、何かの調査に時間を費やした場合、職場にいれば「あぁなんか調べてるな」というのが見てわかりますが、テレワークの場合は分かりません。
かと言って調査結果を都度都度まとめると言うのも、効率的ではないしスマートではない気がします。
リーダーとしてまとめる側の意見を言うと、少しでも良いのでそう言ったアウトプットを見せて欲しいものです。簡単で良いので分かったことをメールで送ったり、掲示板のようなものがあればそこに書き込むなどです。
テレワークへの移行は成果主義への移行と同義だと思います。成果、つまりアウトプットがない人や見えない人は、評価したくても材料がなくて評価ができません。
会議で発言をしない
テレワークにおいて会議は存在感を示すチャンスです。私のチームにも会議に出ても発言がなく、存在を忘れかけることがしばしばあります。
存在を忘れかけている人をどうやって評価しましょうか。前述しましたが、何しているか分からず、アウトプットが見えず、声も聞こえない人をどうやって評価すれば良いのでしょうか。
評価材料がない人に良い評価をつけることはできません。テレワークの中で良い評価を得たい人はもっと情報を発信すべきです。
良い評価でなくてもいい人も、発信は必要です。何をしているか分からない人と見られてしまっては、それは結果的に信用を失ってしまったと言うことです。それはテレワークが終わって出社となっても、テレワークが継続しても、いずれにしても損をします。