アメリカでFX口座開設成功(OANDA)L1VISA

こんにちは。アメリカに赴任してアメリカのFX口座を開設すべく奮闘したので、後輩(?)のために経験談を綴りたいと思います。

ちなみに某月6日にオンラインでアカウント開設を申し込んで、某月17日に口座開設できました。11日くらいかかりましたね…。

私のVISA等ステータス

私はL1VISAでアメリカにきており、永住権(Green Card等)は持っておりません。日本の会社に勤めていて(つまり経営者ではなく)海外赴任となった方々と大体同じような状況です。

仕事の内容や赴任後のポジション等でVISAの種類が変わり、それぞれ状況が異なるので、その辺はご自身の状況をご確認ください。

L1VISAによる取引可否

L1VISAでアメリカにきている人間がFX取引をして良いのかと言う問題です。結論から言うとOKと理解しています。まぁ、それ故に口座開設をしているのですが。

根拠としては①副業ではない点、②個人取引である点、③現に口座開設できた点です。

①副業ではない点

L1VISAなので、特定の仕事に従事するためにアメリカに入国します。つまり、予め申請していない仕事はできないことになります。例えば、ITエンジニアとしてこんなことしますよと申請しているのに、飲食店で働いたり、不動産で働いたりできません。

言わずもがなですが、VISA申請をした会社(自身の所属する会社)意外と雇用関係を結ぶことは当然できません。

②個人取引である点

一方で、FXの個人取引については、自身のための取引であるためOKと言う認識です。かなり調べてそう結論を出しました。

これも言わずもがなですが、自身以外の代理で取引をすることは、商売するようなものなので、L1VISA的にNGです。

日本でもFXや株の取引は副業に当たりません。そう呼ぶメディアが多くてややこしいですが。あくまで資産運用です。会社によっては禁止してるらしいですが理不尽ですよね。

③現に口座開設できた点

詳細は後述しますが、自身の状況を細かく伝えて、且つVISAのコピーも提出した上で口座開設ができています。

少なくとも業者目線では問題がないことになります。

最悪の場合ですが、こちらも虚偽の報告は全くしてませんから、大きな問題にはならないでしょう。

開設したFX業者(OANDA)

私はまずOANDAで口座開設しました。アメリカの会社で且つMT4の利用ができるとこを調べていたら、OANDAかForex.comくらいしかありませんでした。(本当は他にもあるのかも知れません)

いずれの業者もしっかりしてそうですし、OANDAは日本でもサービスを提供しているので、また日本に帰る時にもしかしたら何か良いことがあるかもと思いました。未調査ですが。

また、口座開設前の問い合わせとして、クレジットヒストリーがなくても申請できるか、口座開設できなかったら再申請できるか問い合わせたところ、メールアドレスが違えば再申請できると回答がきたので、まずはOANDAで挑戦したという経緯です。

クレジットヒストリーの要否

証券会社で口座開設をする際は基本的にはクレジットヒストリーの確認はされるようです。証券会社によっては明確にその旨を公表しています。

私の場合、アメリカでのクレジットヒストリー構築は初めてでしたが、渡米3か月目(満2か月)で結果的には開設できました。

そのためクレジットヒストリーの確認は行われるがよほど悪くなければ大丈夫そうというのが私の個人的見解です。

開設の道のり

まずはオンラインで口座開設の申し込みをします。アメリカ政府が発行するIDカードやソーシャルセキュリティカードが必要だったと記憶しています。

その後のメールでのやりとりで、アメリカに合法的に滞在している証明の書類(VISAのコピー等)や年収を証明する書類(Tax Returnの結果等)を求められました。

VISAについては普通にスキャンして送付しましたが、Tax Returnの証明については、私の場合は渡米して間もなかったため、その旨を伝えました。

そのあと、Tax Returnの書類がないなら課税証明書(的な?)を提出してくれと言われましたが、「いやいやまだ納税未経験なんです」と再度返したら、数日後に承認されて無事口座開設できました。

年収証明については雇用証明書を送付してます、結果的に。上述の通りTax Returnの書類も課税証明書もないため、結果的には雇用証明書(想定年収の記載あり)でOKだったことになります。

なんとか想定年収の記載のある雇用証明書でなんとか押し通したかったため、

I already submitted my certificate of employment which should be equivalent to a document proofing my annual salary like Tax Return document because my annual salary is written in the certificate.

みたいなことを送りました。「雇用証明書は提出済みで年収の記載もあるのでTax Returnの書類のような年収を証明する書類と同等の効力?があるはずだ」のような文のつもりです。

ポイント

悪いことをしているわけではないので自身の状況を正直に伝えることです。嘘つくことの方が大問題です。

Tax Returnの結果を求められたので、アメリカでTax Returnを経験してから口座開設すれば、もしかしたらスムーズに行ったかも知れませんが、私は1年近くも待てませんね。。。

海外で良くありますが、あまりこちらの内容を読んでくれなかったりするので、何度も同じ情報を盛り込みながら伝えるのが良いですね。例えば、Tax Returnの書類がまだないと言う時に、

I don’t have any Tax Return document as I just came to the US with L1 VISA, ~

みたいな感じで、Tax Returnの書類がないことを伝えつつ、しれっとL1VISAであることも(私の場合は2回目として)伝えてます。L1VISAでも取引できるか多少不安だったためこう書いてました。

めっさん
  • めっさん
  • 当サイトの管理人。ニューヨークの大学を飛び級で卒業。その後日系企業でグローバル案件に携わる。大小様々な企業を転々としながら、マレーシアやアメリカへの赴任経験を持つ。バイリンガルITエンジニアとしていかに楽に稼ぐか日々考えている。年齢は秘密だけど定年も間近かな。

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