CCNP SWITCH の合格方法
CCNPのSWITCHで少し苦戦してしまいましたが先日無事に合格しました。そこで受かるためのポイントを紹介します。
知識は付けておく
当たり前なんですけど、CCNAとか受けた人ならわかるかも知れませんが、意外と広いジャンルで問題が出ます。基本的な事項はちゃんと覚えておきましょう。
ちなみに私は定番の黒本で勉強しました。
Ciscoの試験なので「Cisco独自の…」とかはポイントですね。あと、出る問題はランダムなので一概には言えませんが、私の印象ではSTP(Spanning Tree)とSecurity分野が多かった気がします。Securityと言うのはAAAやPort-Securityのあたりです。知識問題でも設定でも出ました。
コマンドは徹底的に
設定やトラブルシューティングの時にかなり使います。まず欲しい情報が得られるshowコマンドは一通り覚えるべきです。
また、参考書や練習問題に出てくるやつは定番のコマンドなので無条件で覚えましょう。
有効な対策
私がやって良かったと思っている方法を紹介します。やはり知識問題よりも設定やトラブルシューティングでかなり苦戦したので…。
CCNPのSWITCHを勉強していると、例えば「BPDUを受信してerrdisable」になったとか書いてありますよね。errdisableになってしまったらそこのポートは使えません。つまり、ネットワーク障害の原因になるわけです。つまり、こんな感じの問題出そうですよね?出ました。
当たり前の事かも知れませんが、コマンドもひとつひとつ関連付けて、何故必要なコマンドか、何が起こった時に何が起こるか、その為にはどうするか、あるいはそうしない為にはどうするか…と言った事をきちんと覚えて下さい。
当たり前の事かも知れませんけど、CCNPのSWITCHを受けた感想では、ココの所がとても重要だなと思いました。
最後に
とにかく落ち着いて受験してください。と言うのも、シミュレーション問題とかでは、不要なコマンドははじかれたりします。正しいコマンドであっても、そのシミュレーション問題を解くのに不必要と判断されたコマンドははじかれます。私はこれで少し焦りました。
でも、安心してください。show runは毎回使えました。困った時はshow runでどんな設定を入れているか、つまり、どんな現象が起こり得るか考えて行けば大丈夫です。
また、エラーも結構出ます。私の場合、Native VLANの設定を間違って、対向ポートと違うものにしてしまいました。その時に「Native VLANが合ってないよ」ってエラーが沢山出ました。これは素晴らしいヒントなのですが、知らないと焦りますよね…。どんどん出てくるので。