英語が喋れればバイリンガルITエンジニアとして海外で働けるのか

先日とある大企業の方とお話をしていました。その会社は売上数兆円規模の大きなIT企業で、社内には帰国子女もいるし英語圏の国籍の社員もいるし、英語が喋れる社員は沢山いるそうです。

しかし、ふと周りをみてみると、案外拙い英語を頑張って喋っている日本人ばかりが海外に転勤になっているそうです。なぜでしょうか。

理由は簡単です。英語が喋れても伝えられるものがないからです。私もたまに勘違いしている人、あるいはふと忘れてしまっている人に出会うのですが、英語が喋れるだけではだめです。英語は手段です。なにかをしたい時に使う道具にすぎません。IT企業で働いていて、ITの知識はないけど英語が喋れる、これじゃ海外に行ったってなにもできません。

バイリンガルITエンジニアを目指す人だけでなく、会社の管理職の人にもたまに勘違いしている人がいます。勘違いというか「言われてみればそうなんだけど、忘れてた」って人が多いですね。

表現が良くないかも知れませんが、小さな会社で海外案件が飛び込んできて、とりあえず人材を投入!なんて時は英語が喋れるのは大きなアドバンテージですが、そうでもない限り、ただ英語が喋れるだけの人になってしまいます。

私は語学力を高めることを推奨していますが、それは専門知識を身に付けることが前提の話です。

英語が…と言いましたが、他の言語でも同じです。中国語だろうとフランス語だろうと、伝える中身がなければ役に立ちません。

余談となってしまいますが、私が留学している時にもいました。とても英語をしゃべるのがうまく、発音もきれいで、たったの2年しか英語を勉強していない人とは思えない人が。でもそれ以上でもそれ以下でもありませんでした。日常会話は問題なく、むしろ他の留学生よりも優れており、外国人の友達も沢山いました。しかしいざ授業のディスカッションや、難しい話になると、何もしゃべれない、伝えられない、何を言いたいのか意味が分からない…。日本人でもたまにそういう人がいますよね?そんな人が英語だけペラペラでも意味がありません。

私は人を否定している訳ではなく、バイリンガルITエンジニアとして活躍しようと思っている人に是非知っておいておきたいと思ってこの記事を書いてみました。

よっさん
  • よっさん
  • 当サイトの管理人。ニューヨークの大学を飛び級で卒業。その後某日系IT企業でグローバル案件に携わる。マレーシアに1.5年赴任した経験を持つ。バイリンガルITエンジニアとしていかに楽に稼ぐか日々考えている。

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