バイリンガルITエンジニアとは何か

バイリンガルITエンジニアとは、二か国語以上を話すITエンジニアのことだが、ITエンジニアはSEと置き換えても大差がないだろう。しかし、その業務は多岐に渡ると想定される。バイリンガルという文字が付くだけで、SEだけではなくPM(プロジェクトマネジメント)要素が強くなると感じる。
冷静に考えてみると、例えばプログラミングだけを行うエンジニアが日本語と英語を喋れる必要があるだろうか。職場に日本人とアメリカ人がいても、リーダの役割の人が喋れればさほど問題ないように思える。(喋れるに越したことはないが)
そう考えると、例えば求人で「バイリンガルのITエンジニアを募集」とあれば、自然と単なるプログラミングだけではなく、プロジェクトを回したり、他者(外国人)との調整などが業務として含まれる可能性が非常に高い。
つまり、ITエンジニアであり、バイリンガルであるということは、より上流工程に参画する可能性が高いといえる。
しかし、可能性は可能性である。そうじゃない可能性もある。例えば運用などの現場で故障復旧の対応をする際に、海外ベンダとのやりとりが発生することがある。この場合は必ずしも上流工程に行けるというわけではない。
色々とまとまりのない文章を書いたが、要は「何のためにバイリンガルなんですか?」ということだ。複数言語話せたほうがキャリアは拓けるが、どんなキャリアを描くかが非常に大切である。私の留学生時代の友人も、(良し悪しは関係なく)英語を全く使わない職場で働いている人もいる。

よっさん
  • よっさん
  • 当サイトの管理人。ニューヨークの大学を飛び級で卒業。その後某日系IT企業でグローバル案件に携わる。マレーシアに1.5年赴任した経験を持つ。バイリンガルITエンジニアとしていかに楽に稼ぐか日々考えている。

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