【まとめ】コロナで始まった負のスパイラル
最近はコロナウイルスについての記事ばかりを投稿してしまっていますが、コロナウイルスの与える経済への影響はとても大きいです。
最初は中国の武漢から始まった感染症かと思っていましたが、その感染症が中国の広域で確認され、海外で確認され、世界的に広がりました。
そんな中で色々な業界の企業が影響を受けています。今回はどんな企業がどういう連鎖で影響を受けているのか、思い付く限りまとめてみます。
旅行会社(代理店など)
まずは旅行会社です。ここでは航空券やホテルの宿泊の手配などを行なっている会社とします。
さて、どんな連鎖だったか。
- コロナウイルスの感染拡大。
- 人々に外出自粛ムード。
- 政府も外出や出張などの自粛を要請。
- 新規の顧客が減る。
- 既存顧客のキャンセルが相次ぐ。
- 売上が上がらなくなる。
こんなところでしょうか。人が地理的に移動しないと稼げない業種です。
アパレル会社
アパレル会社もかなり影響していると聞きます。
- コロナウイルスの感染拡大。
- 人々に外出自粛ムード。
- 政府も外出の自粛を要請。
- 不景気への不安。
- 出費を抑える。
- 外出が減る。
アパレル業界については、特に娯楽系の衣服の売れ行きが悪化しています。
コロナウイルスの影響で人々は外出を控えるようになりました。それに加えて、先の不安により出費を抑えようとします。
仕事用のシャツや下着は一定の需要があるかも知れませんが、プライベートでお洒落を楽しむような衣服の売上は急激に落ち込んでいると見えます。
飲食店
これも前述の例のようにシンプルかも知れません。
- コロナウイルスの感染拡大。
- 人々の外出自粛ムード。
- 人々の食による感染への懸念増加。
- 政府による外出、集会の自粛要請。
- 仕事、プライベートによる宴会の激減。
- 個人も外食の控え。
先日レストランに行くと店内にはお客さんがほとんどいませんでした。金曜日の夕方、いつもなら満席で諦めるほどのお店です。
宴会をやるような飲食店では、単品料理よりもコース料理の方が利益率が高くて良いと言われています。
つまり過言かも知れませんが、宴会を受け入れることで稼いでいたのに、宴会がことごとく中止になってしまいました。
その他の企業
その他の企業においても業績不振の主な理由は人の動きが止まったことでしょう。
それにより大打撃を受ける企業がニュースに取り上げられるなどして、不景気ムードと将来への不安が広がります。
将来への不安から株価は下落し、直接的な影響を受けていなかった企業はその価値を落としてしまいます。
株価が低くなれば資金調達が難しくなり、新たな投資ができなくなります。
などなどと、負の影響は連鎖的に続いていきます。つまりほぼ全ての企業に負の影響があると言っても良いのかも知れません。
逆に儲かった企業
コロナウイルスが騒がれる中、儲かった企業と言うと少し不謹慎かも知れません。
しかしテレビ会議で有名なZoomの会社の株は急上昇しています。
株価の上昇イコール儲かったとは言い切れませんが、投資家たちはこのような状況下で稼ごうと必死です。
コロナウイルスにより一時的に売上が上がっている企業は下記のようなところです。
- 飲食店(テイクアウト)
- スーパー(お惣菜など)
- ドラッグストア(マスク、トイレットペーパー)
- テレビ会議プラットフォーム
- オンラインゲーム
- クラウドソフト会社(Dropboxなど)
外出自粛中の人の暇を埋めるような企業、テレワークを推進する会社をサポートするような企業は一時的に儲かっていると言えます。
最後に明るい話
私がこんなタイトルで記事を書いているのも、読者の皆さんに不安がって欲しいからではありません。できるだけ多くの人にもっと前向きになってほしいのです。
コロナウイルスによって大変なダメージを受けていますが、良いところもあるのではないでしょうか。
- 人類としての免疫力が高まる。
- 日本でもテレワークが広がる。
- 仕事への意識が変わる。無理して出社しない。
- 皆、感染予防をするようになる。
- 健康意識が高まる。
少し考えただけでもいくつか出てきます。
厳しい時ですが、だからこそ、できるだけ明るいことを考えて行かねばなりません。