新型コロナウイルスで注目の富士フイルム富山化学株式会社
2020/4/20
新型コロナウイルスの影響で多くの企業がマイナスのダメージを受けていますが、一方で良い意味で注目を浴びている会社もあります。
そのひとつが富士フイルム富山化学株式会社でしょう。
コロナ前後の株価
株価はその企業の期待をきれいに反映します。
新型コロナウイルスの影響で5,400円から5,500円ほどあった株価が4,100円程度まで下落しました。ざっくり計算すると20%の下落です。
しかしあることがきっかけで新型コロナウイルス以前の株価を大きく超えて6,500円に迫る勢いで上昇しました。これもざっくりですが、50%の上昇、1.5倍です。
その後は株価は戻り、新型コロナウイルスの前とほぼ同じ水準で推移しています。
何が注目されたのか
新型コロナウイルスへの治療薬として効果があると注目される抗インフルエンザ薬のアビガンを開発した企業だからです。
アビガンが絶対に新型コロナウイルスの治療に役立つという確固たる証拠はまだ出ていませんが、一定の効果は確認されているようです。
そのため、政府もアビガンの増産の要請と支援をしています。
海外からも注目
このアビガンという薬は海外からも期待されており、日本政府へ提供要請がきています。
2020年4月9日には、アメリカでアビガンの臨床試験(治験)を開始すると発表しています。
中国では臨床研究で新型コロナウイルスへの有効性を確認しており、アメリカでもその効力が認められれば他の国でも使いやすくなります。
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