電車の混雑緩和になるか ダイナミックプライシング(DP)への期待
2020/7/3
最近から聞かれるようになったダイナミックプライシング(DP)という表現がとある記事に記載されていましたが、私としては新しい考え方でもなんでもなくて、単に英語にしただけなのではないかと思います。
私は特に混んだ電車移動が好きではないので、ダイナミックプライシングの電車混雑緩和への期待についてお話したいと思います。
ダイナミックプライシングとは
ダイナミックとは動的、プライシングとは価格付けです。つまり同じサービスでも条件によって値段が変わるというものです。
例えば朝が早ければ安く、昼間は高い、あるいは土日は高いが、平日は安いなどです。
ダイナミックプライシングの例
身の回りに沢山例があると思います。分かりやすいのはホテルや飛行機だと思います。時にレジャーで使われるホテルは土日の方が値段が高かったり、部屋の空き状況に応じて値段が変わったりします。
飛行機も同様です。飛行機も席の空き状況に応じて値段が変わります。
ダイナミックプライシングへの電車混雑緩和への期待
このダイナミックプライシングを通勤電車に適用することで混雑の緩和を目指すというものがあります。例えば、ラッシュアワーと呼ばれる朝の通勤時間帯8-10時頃の利用の価格を高くし、一方で昼間の利用料金を安くする等です。
これにより可能な人は電車利用が朝から昼へと分散されるので、混雑緩和となるわけです。
ただし、導入にはいろいろ壁があるようで、簡単にはいかないようです。この点に関しては別の記事にしたいと思ってます。
ちなみに、(記憶が曖昧ですが)東京メトロは時間帯によってもらえるポイントが違うと言った、間接的なダイナミックプライシングは行なっているようです。そのポイントはPASMOにチャージできるので間接的に値下げが行われているとも言えます。