楽天にもクラウドサービスがあった
最近企業のクラウドサービスについて調べています。圧倒的に有名なのはAWS(Amazon Web Services)だと思いますが、国内外問わず様々な企業がその特色と共にクラウドサービスを提供しています。
私個人的には、楽天という会社はBtoCのイメージでした。楽天市場や楽天モバイル等の個人向けのサービスばかりだと思っていました。しかし、法人向けのクラウドサービスである楽天クラウドというものが存在していたのです。
簡単に調べてみました。
楽天クラウドの概要
一般的にクラウドサービスと言えば、コンピューティングのサービスとして仮想サーバを提供していたり、それに付随してネットワークやストレージのサービスを提供しています。
楽天も例外ではありませんが、他の企業と比べるとやや種類が少ないように感じました。
大きな2つのサービス
こちらの楽天クラウドのトップページに行くと大きく2つのサービスが目に入ります。
- Red Hat OpenStack Platform
- Secure Drive Plus
この2つです。
Red Hat OpenStack Platform
先ほどコンピューティングのサービスとして仮想サーバを提供すると記載しましたが、それがRedHatに特化したような感じでしょうか。
サービスの内容を見ても特段珍しい事はない印象です。
Secure Drive Plus
こちらはファイルサーバのように使えるストレージとのことです。1GB10円と書いてありますが、1TBで10,000円なので、特別安いイメージはないです。ただ、細かい単位で利用できれば、無駄なスペースにお金は払わなくて良いのかも知れません。詳細は楽天クラウドのページを確認いただきたいです。
ローカルフォルダと同じような操作感であると書いてありますが、それはDropboxもBoxもOneDriveもそうなので、個人的には魅力感じるところではない気がしますね。
楽天クラウドを簡単にまとめると
サービスの限られたクラウドサービスといったところでしょうか。クラウドサービスと言うと、オンプレミスで持っていたようなシステムがクラウド上に出来る仕組みをイメージしますが、楽天クラウドだけでは難しそうな印象です。
まだサービスとしてスタートしたばかりなのかも知れませんが、私が調べた2020年9月15日現在は、かなり限定的なものになっていました。