データベース!AWS Whitepaper(Overview of Amazon Web Services)の記載内容
2021/10/26
AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイトの再認定のために勉強しております。合格体験記を調べてみると、AWSのホワイトペーパーを読むと良いと書いてありますね。私の約3年前の勉強時に1度目受験で不合格、ホワイトペーパーを読んで臨んで2度目で合格でした。
ということで、今回もホワイトペーパーを読んでから試験に臨もうと思います。
AWSのデータベースサービス
AWSのデータベースサービスについて書いていきます。
Amazon Aurora
- MySQLとPostgreSQLに互換性のあるリレーショナルデータベースエンジン。
- MySQLより5倍速く、PostgreSQLより3倍速い。
- Amazon Relational Database Serviceによるフルマネージド。
- インスタンスごとに128TBまで自動でスケールアップできる。
- AWS独自のリレーショナルデータベースエンジンなので、試験的には「Auroraが最も優れてるぜ」というスタンスが強いと思う。CiscoのCCNAやCCNPを受験した際も、「すごく良いプロトコルだぜ」という設問に対してはCiscoの独自プロトコルが正解だったりするので。
Amazon DynamoDB
- Key-Value型のデータベース。
- とにかく早い(という気持ちがホワイトペーパーから伝わってくる)
- NoSQLならDynamoDBを選ぶべし(私の3年前のメモ)
- 急成長企業(例:Lyft、AribnB)も大企業(例:Toyota、Sumsung)も、ミッションクリティカルな処理にDynamoDBを使用している。
Amazon ElastiCache
- インメモリキャッシュである。
- 2つのオープンソースのインメモリキャッシュエンジンをサポートしている。それはRedisとMemcachedである。
Amazon Keyspaces (for Apache Cassandra)
- Apache Cassandraに互換性がある。
- Cassandraと同じコードで、AWS上で実行できる。
Amazon Neptune
- フルマネージド型のグラフデータベース。
- グラブデータベースとは、グラフ構造を備えたデータベース。他と比べて、データの紐づきがグラフ構造になっている。
Amazon Relational Database Service
- リレーショナルデータベースを構築するためのサービス。
- AWS Database Migration Serviceを使えば簡単にAWSのデータベースに移行・複製ができる。
- 6つの有名なデータベースエンジンを選べる。
Amazon RDS on VMware
- AWSのデータベースサービスをオンプレミスのVMware環境で使える。
- AWSでRDSを使うのと同じようなインターフェースを、オンプレミスのVMware環境で使える。
- VMware上のRDSをAWSのRDSに簡単に移行できる。
Amazon Quantum Ledger Database (QLDB)
- 台帳データベースである。
- アプリケーションのデータ変更等をすべてトラッキングしてくれる。
- 多くの機関・企業が、アプリケーションデータの正確なトラッキング・記録を行っており、監査目的であればそれに適用させるための手間暇をかけている。しかしこれは時間がかかるしヒューマンエラーが起こりやすい。しかしこのQLDBを使えば複雑な構築努力をせずとも構築ができる。
Amazon Timestream
- IoT等向けの時系列データベースである。
- 1日1兆ものイベントを、リレーショナルデータベースに比べて10分の1のコストで保管・分析ができる。
- 時系列データベースならではの処理に特化している。
Amazon Document DB (with MongoDB compatibility)
- MongoDBをサポートするドキュメントデータベースである。
- ドキュメントデータベースは、非リレーショナルデータベースの一種である。
- データを JSON のようなドキュメントとして保存してクエリするために設計されている。
- ドキュメントデータベースを使用すると、開発者はアプリケーションコードで使用しているのと同じドキュメントモデル形式を使って、簡単にデータをデータベースに保存し、クエリできるようになる。
- 上記ドキュメントデータベースの説明はこちらのAWSサイトを参考。
疑問点等
- AWSで使えるデータベースサービスの比較。AWSで使えるデータベースの特徴をしっかり比較したい。試験対策的にも重要となりそう。
- データベースの種類の比較(台帳、グラフ、時系列、等)。データベースにはグラフデータベースや、台帳データベース、時系列データベース等の種類があることが分かったが、他にはどれくらいあるのか知りたい。見たところ、目的別に名前が付いているようだが、広く使われているから名前が付いているのだと思う。有名どころを抑えておきたい。