国家と仮想通貨の戦い
私は仮想通貨に期待しています。
【記事】
国家は仮想通貨をコントロールできるか
【URL】
http://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00221/032200001/?P=1
【感想】
新しいテクノロジーですので規制がないのは仕方ありません。これから頑張って対応して行くしかないでしょう。コインチェックの事件は驚きましたが、正直会社の対応不足という点も指摘せざるを得ません。とはいえ、こんな感じの事件が起こるのは世の常と言うか、規制が追い付いてない産業では何かしらの事件は起こるものです。
仮想通貨は新しいお金になるのでしょうか。私は一部はなると思っています。多くの仮想通貨がありますが、そのうち数種類が世の中で使われるようになると思います。リップルという通貨は国際送金に使われようとしてますし、モナコインなど実際に一部店舗で決済できる通貨もすでに存在します。ざっくり言うと値動きのあるポイントみたいな感じで使えるんじゃないかと思ってます。ドコモポイントが100ポイントありますが今この瞬間は何円相当です的な。
また、実際に仮想通貨が通貨として使われるとしたら、いずれはどこかの国なり国際機関が管轄しなければならないというのが、昨今の常識でしょう。一企業が作った通貨を国家で使うというのは現実的でないと思います。
とは言いながらも、テクノロジーの発展とともにお金は進化してきました。お金が石から鉄へ、鉄から金へ、そして紙幣になってからのお金の歴史は印刷技術の歴史でもあります。同様にして、このお金の歴史の延長線上に仮想通貨というものがあってもおかしくはないのではないでしょうか。それに、現在の日本円だって、存在する日本円がすべて現金でやり取りされてるかと言うとそうではありません。銀行間のシステム上を数字だけが行き来してます。これもある意味仮想通貨と言っても良いのではと、時々思ったりします。