トルコショックを受けアルゼンチンが緊急利上げ
2018/8/14
トルコリラが売られると同時に、新興国通貨も売られている。アルゼンチンも同様である。そんなアルゼンチンが緊急利上げに踏み切った。内容は5%利上げの45%へ。
もともとこれまでのアメリカの利上げと今後の利上げ観測が、新興国にとっては売り圧力になっていた。トルコやアルゼンチンは経常赤字も計上しており余計に売り圧力があったと言える。
ブラジルやメキシコ、ペルーでも通貨安が進行しており、今後の行き先が不安である。
投資目線で言えば、今は様子見をしようといったところか。トルコリラがさらに下落するにせよ、しないにせよ、FX業者のトルコリラ扱い中止(最悪シナリオ)の可能性もちらほらと聞こえてくる。これまで大量のトルコリラを買っていた日本人投資家も多くの人が損切りをしたと見える。エルドアン大統領の政策の見通しが悪い中、誰がトルコリラを買い支えるかも疑問である。
個人的には、もっと流動性の大きく、安定した通貨で着々と稼いでいこうと思う。