翌日物貸出金利とは何か

すごく簡単に言うと、翌日物借入金利の反対と考えて良い。
翌日物借入金利と同様に、翌日に決済する条件で行われる。
翌日物貸出金利は金融機関の資金が不足している際に、中央銀行から資金を調達する際の金利のこと。


市場金利と比べて、この翌日物貸出金利が高いと、市場で資金調達をする意味がないので、実質的な上限金利となる。
金融政策としては、翌日物貸出金利の上昇は実質金利の上昇なので、インフレ抑制が一つの目的としてあげられる。逆に下げることで、外国からの投機マネーの流入を防いだりする。お金は金利の低いところから高いところへ流れるというが、まさにそのことである。

めっさん
  • めっさん
  • 当サイトの管理人。ニューヨークの大学を飛び級で卒業。その後日系企業でグローバル案件に携わる。大小様々な企業を転々としながら、マレーシアやアメリカへの赴任経験を持つ。バイリンガルITエンジニアとしていかに楽に稼ぐか日々考えている。年齢は秘密だけど定年も間近かな。

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