IoT住宅とは。IoT住宅にAIスピーカーは必要なのか

まずはIoT住宅とは何か。それは、IoTによってIT化された住宅のことで、家電がネットワークに繋がったりする住宅。スマホで遠隔で家の電気をつけたり消したりするのもそうだし、AIスピーカーに話かけて操作する場合もある。
個人的には前者の「スマホ操作」に興味がある。例えば自分が不在でも日の沈む18時ころに家の電気をつけて泥棒を寄せ付けないこともできるし、それを自動化するアプリなどがあれば手間は省ける。(実際には毎日同じ時間に電気が付くのは不自然であるため調整が必要だが)。
そう、私としては、家のこと、つまり家事や手間などを省ける可能性に非常に興味がある。
そして本題だが、AIスピーカーは必要なのかである。結論から言うと必要である。そう思うが、最近はAIスピーカーにだけフォーカスされている感があったので、今回この記事で考え直そうと思った。
AIスピーカーはスピーカーであり、マイクでもある。人が話しかける必要がある。例えばAmazonのスピーカーでは「アレクサ、リビングの電気をつけて」などと話かけなければならない。個人的にはめんどくさい。いちいち喋らなければならないのか。
と、ここまで書いていて意見が変わった。家にお手伝いの田中さんがいるとしよう。電気をつけたい時は「田中さん、リビングの電気をつけて」と言うだろう。おお、AIスピーカーと何ら変わりがない。手に荷物を持っているときなどに重宝できそうだ。
同時に思ったことは、電気をつけるだけならセンサーで良いのではないかということ。AIスピーカーの例が出るときは分かりやすく電気のON/OFFの話が良く出るが、それはわざわざしゃべらなくてもセンサーで良いではないか。
と、ここまで書いて思う。IoT住宅とは「AIスピーカーによる制御」と「センサーによる制御」をどう組み合わせて構築するかというのがポイントであると。
AIスピーカーによる制御は主に人の欲や気持ち、つまり見えないものをトリガーにIoT機器を操作する際に必要である。テレビが見たいのでテレビをつけさせるといった具合に。
センサーによる制御は、人の行動をトリガーに機器を操作する。人がリビングに入ってきたので電気をつけるといったように。
ただ、冷静に考えるとセンサーによる制御はIoTではない。IoTとはInternet of Thingsなので、ネットワークにつながっているかがポイントであるからだ。とはいえ、住みやすい住宅を目指す大きな定義でのIoT住宅という意味では無視しても良いだろう。

よっさん
  • よっさん
  • 当サイトの管理人。ニューヨークの大学を飛び級で卒業。その後某日系IT企業でグローバル案件に携わる。マレーシアに1.5年赴任した経験を持つ。バイリンガルITエンジニアとしていかに楽に稼ぐか日々考えている。

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