SIerのSEに求められるスキル

SIerと呼ばれる企業の支援をちょくちょくしていますが、IT業界はIT業界でも、プログラマーやサービスプロバイダーとは違うスキルが必要だなと実感します。

考えてみれば当たり前なのですが、システムをインテグレーションするSIerなので、様々なサービスやシステムを統合する必要があります。

それを踏まえた上で、私の独断と偏見で、SIerのSEに必要なスキルについて記載したいと思います。

広い技術力

1つの専門的な知識も大切ですが、幅広い技術力が必要です。例えばネットワークの知識だけでなくサーバ系の知識が必要だったり、サーバ系と言ってもWindowsやLinuxの知識もあるべきです。

さらに昨今ではクラウドサービスが多く取り入れられるようになってきましたので、オンプレミス環境とクラウドサービスの連携もキーポイントです。

クラウドサービスはインターネット上にあるので、そのクラウドサービスに繋ぐまでのセキュリティも大きな課題になってきます。

広いサービス知識

サービスという定義が少々難しいのですが、DNSとは何か、メールサーバの仕組みはどうなのか、プロキシとは何か、そういった幅広い知識が求められます。

それは1つの技術の深化というよりは、世の中のITシステムを構成している色々な機能について理解している必要があります。

他チームとの調整力

これは企業や職場、プロジェクトによるかも知れませんが、様々なサービスをインテグレート、つまり統合するためには色々なチームとの連携が必要となってきます。

その中で各チームの担当範囲を交渉したり、連携したりしながら開発や構築、結合試験などをしていく必要があります。

よっさん
  • よっさん
  • 当サイトの管理人。ニューヨークの大学を飛び級で卒業。その後某日系IT企業でグローバル案件に携わる。マレーシアに1.5年赴任した経験を持つ。バイリンガルITエンジニアとしていかに楽に稼ぐか日々考えている。

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