我が後輩のダメなところ
先輩として後輩をダメだなんて言っちゃいけないと思いますが、「そんなんだから成長しないんだ!」と思いことがあります。
私のウェブサイトにきてくれる皆さんの年齢層は分からないのですが、もし若手社員、若手エンジニアの方がいれば、先輩にこう思われないように!という参考にしていただけたら幸いです。
同じ指摘を何度も受ける
これはとても重要です。何度も同じ指摘を受けるということは、成長していない証拠です。もちろん任せた業務のレベルによって、何回指摘を受けるのかという話にはなります。
ただ、先輩から見て「これくらいはできるレベルのはず」であることを、後輩ができずに、先輩が「この指摘をするのは何度目だろう」と思ってしまえばアウトです。評価は下がりますよね。
なぜ作業前のバックアップを取らないのか、バックアップの取り方は知っているし、必ず行うよう1年半も言ってきたのに…なんて後輩がいましたが、こういう人は業務全般で成長が見られません。
重要な観点を覚えない
業務には優先度や重要度があります。その理解がいつまで経ってもできないのは大変困りますし、危なっかしくて仕事も頼めません。もちろん新人には難しいかも知れませんが、新人でなければとても重要なので覚えなければいけません。
例としては、優先度の低い業務をやり、優先度の高い業務を後回しにしたりします。またシステムに変更を加える作業があった時に、間違えるとお客さんの業務がすべてストップしてしまうような場合でも、確認を怠って勢いで作業をするような場合です。
自分が何をしていて、それがどんな影響を持っているのか、理解してほしいものです。
定常業務ができない
これはかなり致命的だと思っています。例えば、毎週金曜日に管理簿に業務の結果を記載するといった業務です。他にも、毎朝1通のメールを送るという業務です。
定常的な業務はパターン化されており、数をこなせば誰でもできるようになる業務です。これがいつまで経ってもできないのは致命的です。できないというのは、その定常業務そのものができない場合はもっと致命的ですが、定常的に行えない、例えば実施を頻繁に忘れるなども致命的です。
しっかり忘れない方法を自ら考えて行う必要があります。
知識を身につけない
私の会社はIT業界なのでなおさらですが、必要な知識を身に付けないのは致命的です。技術を売りにしている会社の社員が技術を持っていないのは話になりません。
IT業界でなくても、経理の人も人事の人も専門的な知識は必要になるはずです。そういった、自分の業務に必要な知識が身に付かない、身に付けようとしない人は、はっきり言ってそういった現場では使い物になりません。
先輩から見るとお願いした仕事の品質が上がらない、安定しないといった形で見えますし、何よりその後輩が勉強していない、学ぶ姿勢がないと受け止めます。