アメリカでMT4向けVPSを探す
アメリカでもFX取引をするためMT4用のVPSを探すこととしました。備忘録的に投稿します。
どこのVPSが良いか
OVHcloudやVultr、Cheap Windows、KAMATERA、AWS EC2を比較しました。金額は求めるスペックや時期にダイナミックに変わるものなので、ここではあえて触れませんが、MT4用のVPSということでWindow限定になってきます(※)
Windowsなのでライセンス代がかかってきてしまう点、期待されるスペックがLinux等と比べて高い点がコスト的に難点ですが仕方ないですね。
※Linux上でWindows用ソフトを動かす方法がありますが、MT4的には一応非推奨なので選択肢からは除きました。が、試してみても良いかも。
避けるべきVPS
今回の記事で伝えたかったのはこれです。VPHHostingServiceといういかにもな名前で、Cheap Windowsといういかにもなサービスを見つけました。月$11でVPSの場所はニューヨークのバッファローです。
多くの証券会社がニューヨークのウォールストリート(マンハッタン)にシステムを構えているので、レイテンシー(遅延)的にはとても良いです。バッファローとマンハッタンは同じニューヨーク州内で、350マイル=560キロほどの距離です。
が、しかし、このVPSは不安定すぎて正直使い物になりませんでした。MT4を試したわけではないのですが、日本で利用していたカゴヤクラウドのVPSよりスペックは2倍くらい良いはずなのに、簡単なWebブラウジングでフリーズしたり、アプリが落ちたりしました。
加えてWebブラウジングをしていると、ところどころIPアドレスがブロックされているようです。自身のPCや会社のPC(いずれもアメリカのIPアドレス)からアクセスできるのに、このVPSからはアクセスできない、という事が何回かありました。良く分からない不具合の原因になるので、その点でも継続利用はできないと判断しました。
Webブラウジングなので、MT4利用よりは負荷が高くなりますが、その分、ブラウジングがそこそこできれば、MT4用に転用して良いと思ってましたが、やめました。
月単位の契約なので泣く泣く$11は払いますが、利用開始5日で解約を決断しました。
結論
私が出した結論は、結局AWSのEC2を使うことです。私のEAではt2.microで十分ですし、35GBのEBSをつけて、Savingプランを3年で適用すれば月あたり$11を切る想定です。
上述のCheap Windowsよりはスペックが劣りますが、そもそもパフォーマンスが悪い事がわかりましたし、その点AWSならパフォーマンス面は大丈夫なのではないかという考え(期待)です。同スペックで短期間MT4を動かしてみて、問題ないか試してから3年で契約しようと思ってます。